テュルク民族の代表料理
ウズベキスタンやカザフスタンと同様、テュルク(トルコ)系民族の国トルクメニスタン。テュルク民族および中東地域の代表料理でもあるケバブは、トルクメニスタンでもポピュラーな料理なのですが、現地のレシピを見ると、1917年から74年間続いたソ連時代を経て、調味料に少しロシアの影響があったようです。
おおまかには、スパイスが控えめで、ワインビネガーを使うことでしょうか(もちろん、トルクメニスタンの中でも味付けに地方色があると思いますが)。ロシア語ではケバブのことを”シャシリク”といいますが、トルコのケバブとはちょっと別物という感じすらしますね。

トルクメニスタン料理
トルクメニスタン共和国 Republic of Turkmenistan |アジア遊牧民の料理とカスピ海の漁民の料理中央アジアの南西部にあり、かつてはソ連に属し...
ケバブ Kebab レシピ
【材料】
羊肉または牛肉 600g 角切り
玉ねぎ 1個 薄切り
塩 少々
ワインビネガー 少々
黒こしょう 少々
コリアンダーシード 少々
【作り方】
1.ボウルの中に玉ねぎ、塩、ワインビネガー、黒こしょう、コリアンダーシードを入れて混ぜ、肉を加えて冷蔵庫で数時間置いておく。
2.肉だけ引き上げて串に刺し(串のてっぺんに肉の脂身を刺すようにする)、グリルでこんがりと焼く。