『しらべよう!世界の料理』全7巻を出版しました

各国の食文化に敬意と愛情をこめて

e-food.jp代表の青木ゆり子が、このたび書籍『しらべよう!世界の料理』全7巻(ポプラ社)を出版しました。

全巻の監修と3巻分の著作を担当しております。

小中学生向けの全国の図書館選定図書として、世界の主要国の食文化を、歴史や地理、宗教上の食習慣やお祭り、地方ごとの特色などをふまえて、たくさんの写真や図版とともにわかりやすく解説しています。

主な特色は、

●日本にありがちな欧米寄りの視点ではなく、子どもたちにもっと広い視野から世界を見てほしいという願いから、アフリカや、ロシアの地方料理などマイナーな地域についても平等に解説。

●「自分の国のことを知らずして、世界を学ぶなかれ」という思いから、日本の食文化についても詳しく解説。

です。

それぞれの国・地域の食文化とそれを育てた人々に敬意と愛情をこめて、監修・執筆に当たらせていただきました。地方色あふれる魅力的な世界の郷土料理の紹介にも力を入れています。

つまり、表面上は子ども向けですが、2000年にe-food.jpを創設したときからのコンセプトが活きた書籍になっているかと思います。

「この国っておもしろそう!」「食べてみたい!」「日本のことも外国の人たちに紹介したい!」と、子どもたちが目をキラキラさせながら、この本から食を通じて世界の国々や人々に興味をもってもらえたら、これほどうれしいことはありません。

もちろん大人の方々にも!

写真と図版が豊富な大型本

当然ながら、2020年開催予定の東京オリンピック/ パラリンピックをふまえた企画ですが、昨年は本の執筆に当たり、取材のためにかなり海外に行ったり、在日大使館等で取材等を行いました。

「どうしてもこの1枚の郷土料理の写真が必要」という際には、真冬の北極圏近くの街までひとりで撮影に行ったりもしました(笑)。

本の方は、ボックス入りの7巻セット(20,300円(税別)のほか、各巻のバラ売りもしております。Amazonなどでも販売を開始していますが、もともと図書館向けの大型本という性格上、お届けまでに少々お時間をいただくこともあるようです。

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