クルトッブ|タジキスタン料理

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ちぎったパンで作るタジキスタンの国民食

タジキスタンは、紀元前2000年頃から中央アジアに移り住んだといわれるアーリア系スキタイ遊牧民だったタジク人を主体とする国。住民の大半がスンニ派のイスラム教徒です。

パミール高原に連なる東部をはじめ山がちな国土を擁し、中央アジアの中でも経済的には貧しいとされてきましたが、近年はレアメタルのアンチモン鉱など天然資源の採鉱により経済発展を遂げています。

一方で遊牧民の血を引くイスラム教徒のタジク人らしい伝統的なテキスタイルが、今も生活に息づいています。

タジキスタンの美しいテキスタイルを描いた切手(2006)

苦しい時代にお腹を満たしてくれたソウルフード

中央アジアには窯焼きパンのノンやシュルパ(スープ)など共通する料理が多いのですが、ちぎった(または切った)パンにヨーグルトソース(本来はクルトという白くて丸い固形チーズを溶かして使用)をかけて野菜を乗せたこのクルトッブ(クルトブ)は、タジキスタンにしかない料理。

サラダのように手軽に作って楽しめます。

国民食や特産の果物を描いたタジキスタンの切手(2016)

ニューヨークにあるタジキスタン料理レストランの方いわく、昔、貧しくて肉が手に入りにくかった時代に工夫して作られた料理が根づき、国民食として愛されるようになったのだそうです。

決して豪華ではなくても、わが国の一杯のかけそばのように、苦しい時代にお腹を満たしてくれた、タジク人にとっては思い入れ深いソウルフードなのでしょうね。

さて、クルトッブはわざわざパンを焼いて作る方もいらっしゃるようですが、余っているパンを温めて使っても大丈夫。ヨーグルトは以下のレシピよりもお好みでもっとたくさん入れても構いません。

タジキスタン料理について詳細

クルトッブ Qurutob レシピ

【材料】 4人分
・パン 適量 あればナンやピタパンのような平パン。
・ヨーグルト 1カップ 事前に少々水を加えて分離しない程度の温度で温める。
・赤たまねぎ 1/2個  薄切り
・トマト 1個 薄切り
・ディル 5g みじん切り(もっと乗せてもよい)
・植物油 大さじ1/2 事前に鍋で熱しておく。
・塩  小さじ1/4

【作り方】
1.パンを電子レンジで温め、食べやすい大きさにちぎる(または切る)。

2.お皿にパンを乗せ、その上にたまねぎとトマトを乗せる(軽く混ぜてもよい)。

3.2に温めたヨーグルトをかける。

4.3に熱い油をかける。お好みの量のディルをトッピングして、できあがり。

タジキスタンでのクルトッブ作り方手順(動画)

※2012年6月にアップしたレシピをリニューアル。

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