ルクセンブルグの国民食
ベルギー、オランダとともにベネルクス3国のうちの1国をなすルクセンブルグ。その料理も、周辺の大国であるオランダやベルギー、またフランスやドイツの食文化の影響を受けてきました。
そら豆とスモークハム、じゃがいもなどの野菜を煮込んだジャッド・マット・ガーデボウネンは、ルクセンブルグの国民食として広く知られた料理。2005年にEUで発行されたガストロノミー(美食)切手シリーズでも、ルクセンブルグ代表として絵柄になっています。
スモーキーなハムやベーコンの味が野菜にしみて、おいしいですよ。

ルクセンブルグ料理
ルクセンブルグ大公国 Grand Duchy of Luxembourg | ヨーロッパフランスとドイツの食文化が影響ベルギーとフランス、ドイツに囲まれたヨーロ...
ジュッド・マット・ガーデボウネン Judd Mat Gaardebounen レシピ 4人分
【材料】
スモークハム(ポーク) 150g 厚切り。
そら豆 300g ない場合はグリンピースで代用
玉ねぎ 1個 8mm程度の角切り
じゃがいも 2個 皮をむいてまるごと
にんじん 1/4個 8mm程度の角切り
ピーマン 1個 8mm程度の角切り
ローズマリー 少々 生葉を4cmほど(入れなくてもよい)
ベーコン 50g
バター 適量
小麦粉 大さじ1 半分は同量の水に溶かしておく
パセリの葉 少々
塩 少々
【作り方】
1.鍋にスモークハム、にんじん、じゃがいも、ピーマン、ローズマリー、ベーコンの分量1/3、水に溶かした分量半分の小麦粉、バター少々、ひたひたの水を加えて混ぜ、20分ほど弱火で煮込む。
2.別の鍋にバターをしき、玉ねぎとベーコンの残りを玉ねぎがきつね色になるまで炒める。
3.2の玉ねぎとベーコンを1の鍋の中に入れ、そら豆、残りの小麦粉、塩を加えてさらに20分ほど煮込む。
4.3のそら豆をお皿に盛り、じゃがいも、スモークハムを取り出して添え、パセリの葉を飾る。