パラオと日本の文化がミックス
ダイビング・スポットとして有名なミクロネシアの島国パラオは、アメリカの信託統治領時代以前は日本領南洋諸島のひとつで、国旗も日の丸をもとにしたといわれるほど、今も日本文化の影響が残る国です。
島には日系住民も多く、したがってうどんやおにぎりなどの日本食もポピュラー。このタロイモのコロッケは、日本の家庭料理コロッケのじゃがいもを現地の伝統的な主食タロイモに置き換えた、日本とパラオがミックスしたような料理です。
日本では、沖縄等で生産されているタロイモや、”セレベスいも”の名称で本土でも生産されているタロイモの品種で作ります。ただ、タロイモもセレベスいももそれほどポピュラーではないので、ない場合はやつがしらやさといもで代用してみてください。

パラオ料理
パラオ共和国 Republic of Palau | オセアニア日本の食文化も浸透した親日国魚のバナナの葉包み 太平洋上のミクロネシアにあるパラオ。ダイビングス...
タロイモのコロッケ Taro Croquett レシピ 4人分
【材料】
セレベスいも 450g 現地ではタロいも。やつがしら、さといも等でもよい
豚肉 200g ひき肉
玉ねぎ 1個 みじん切り
パン粉 適量
小麦粉 適量
たまご 1~2個 割って溶いておく
塩 少々
こしょう 少々
サラダ油 適量
【作り方】
1.セレベスいもの皮をむき、柔らかくなるまでゆでる。
2.ボウルに1、豚ひき肉、玉ねぎ、塩、こしょうを入れてよく混ぜ、俵型に丸める。
3.2に小麦粉を薄くまぶし、たまごをくぐらせパン粉をまぶす。
4.3を180度に熱した油できつね色になるまで揚げる。