マレーを起源とする鶏料理
クリスマス島はインド洋にあるオーストラリア領の島。17世紀に英国の船が到着したのが12月25日だったことから名づけられました。もともとは無人島で、ジャワ島のマレー人や中国人がこの島で英国人が発見してリン鉱で働く労働者として移り住んでいます。
現在の島の人口は70パーセントが中華系ですが、およそ10パーセントのマレー系の人々の昔からのコミュニティもあり、「アヤム・パンガン」のようなマレーを起源とする料理も食べられています。
↑オーストラリア政府によるクリスマス島独自の切手。サンタクロースをはじめとするクリスマスにまつわる切手を多数発行。
アヤム・パンガンAyam Panggang レシピ
【材料】
4人分
鶏肉(骨付き) 1kg
ココナッツミルク 180ml
水 150ml
レモンジュース 1個分
植物油 大さじ2
ココナッツミルク 180ml
水 150ml
レモンジュース 1個分
植物油 大さじ2
A
レモングラス 2本
こぶみかんの葉 2枚(省いてもよい)
赤とうがらし 1本(鷹の爪でもよい)
タマリンドペースト 大さじ1/2(はちみつ漬けの梅干しで代用可)
玉ねぎ 中1/2個
にんにく 3かけ
塩 ひとつまみ
B
クミン粉 大さじ1
コリアンダー粉 大さじ1
フェンネル粉 大さじ1/2(省いてもよい)
ターメリック 小さじ1/2
【作り方】
1.フードプロセッサー(またはミルサー、すりばち)にAを入れ、水を加えながらなめらかなペースト状にする。
2.1にBを加えてよく混ぜる。
3.大きめの鍋に植物油を入れ、2のペーストを入れて香り立つまで混ぜながら炒める。
4.3に鶏肉とココナッツミルクの3/4を入れ、鶏肉がやわらかくなるまで30分煮込む。
4に残りのココナッツミルクとレモンジュースを加えて混ぜる。ごはんと一緒に食べる。