フランス語由来のケーキ
ガーンジー島(ガーンジー代官管轄区)は、チャネル諸島に位置する英国の王室属領。高度な自治権と独自の「国旗」を持ち、1204年までノルマンディー公国の一部でした。そのため今も住民には英国人のほかノルマン系フランス人が全人口の15パーセントほどおり、彼らはフランス語を話し、カトリックを信仰しています。
同じチャネル諸島のジャージー島と同様、ガーンジー島も酪農が盛んで、ガーンジー牛というこの島特有の牛がいます。他の品種の牛乳よりも健康上の利点があるとされる、濃厚でクリーミーな牛乳や、独特の風味を持つ黄色味がかった牛肉が名物です。
ガーンジー・ゴーシュ(ガッシュ)は、酵母を使った生地とたっぷりのドライフルーツ、そして島の特産品であるバター、牛乳で作るガーンジー島のティータイムに欠かせない伝統的なケーキ(パン)。フランス語由来のゴーシュは、ガーンジー語でもケーキ(パン)を意味します。
ガーンジー・ゴッシュ Guernsey Gâche レシピ
【材料】
4人分
材料
• 強力粉 250g
• バター 90g(現地では風味豊かなガーンジー産バターを使用)
• ナツメグ 小さじ1/4
• グラニュー糖 大さじ2
• 塩 ひとつまみ
• インスタントイースト 小さじ1
• 温めた牛乳 50ml
• サルタナレーズン 170g
• ドライフルーツ 40g
・油 少々
• 強力粉 250g
• バター 90g(現地では風味豊かなガーンジー産バターを使用)
• ナツメグ 小さじ1/4
• グラニュー糖 大さじ2
• 塩 ひとつまみ
• インスタントイースト 小さじ1
• 温めた牛乳 50ml
• サルタナレーズン 170g
• ドライフルーツ 40g
・油 少々
【作り方】
1. サルタナレーズンとドライフルーツ以外のすべての生地の材料を大きなボウルに入れ、混ぜ合わて10分程度こねる(ミキサーがあると便利)。
2. 1にサルタナレーズンとドライフルーツを少しずつ加え、混ぜる。生地にラップをかけて1時間以上置いて発酵させる。
3. 2の生地の大きさが2倍くらいになったら、成形して油を塗った焼き型に入れる。
4. 210度に予熱したオーブンで30分程、200度に火力を落としてさらに15分程、様子を見ながらきつね色になるまで焼く。
5.4をオーブンから取り出し、粗熱を取って冷ます。型から取り出す。
ケーキをカットし、お好みでバターを塗って食べます。
ガーンジー・ゴッシュの作り方手順(現地動画)
現地では大きめに作って、たっぷり食べるようですね。