絡めるパスタは平麺のタリアテッレが定番
日本のミートソースの元祖。フランス料理のラグーをもとに18世紀末~19世紀頃にボローニャで作られたといわれます。ボローニャを州都とするエミリア=ロマーニャは、山海の恵み多き美食の地であり、時間をかけてラグーを作ります。仕上げに牛乳を少し加えてまろやかにするのがコツ。
絡めるパスタは平麺のタリアテッレが定番です。調理に時間がかかる分、味がしみておいしくなります。たくさん作って冷凍保存しておくのがおすすめ。
ラグー・アッラ・ボロネーゼ Ragu’ alla Bolognese レシピ 【材料】
牛ひき肉 250g 牛豚あいびき肉375gでもよい。
豚ひき肉 125g
トマトビューレ 125g
セロリ 25g みじん切り
玉ねぎ 25g みじん切り
にんじん 25g 皮をむいてみじん切り
白ワイン 120ml
オリーブオイル 大さじ1/2
水 1.5リットル 500mlずつ3回に分けて使う。
牛乳 20ml
塩 少々
黒こしょう 少々
【作り方】
1.鍋にオリーブオイルをしき、玉ねぎ、セロリ、にんじんを入れてときどきかき混ぜながら、7分程弱火で炒める。
2.1に牛ひきにくと豚ひき肉を入れて混ぜながら炒め、肉に火を通す。白ワインを加えてアルコール分を飛ばす。
3.2にトマトピューレを加え、さらに水を500mlと塩ひとつまみを加えて混ぜる。そのまま中火で45分煮込む。
4.3に500mlの水を加えて45分、また500mlを加えてさらに45分煮込む。
5.4を塩、黒こしょうで調味し、火を止めて牛乳を加えて混ぜる。パスタにからめたりして食べる。
ラグー・アッラ・ボロネーゼの作り方手順(現地動画)
本場ボローニャのシェフが作り方をレクチャーしてくれます。