グジャラティ・カディ|インド・グジャラート料理

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甘みのあるスープのようなヨーグルト料理

豆粉とヨーグルトで作るスープのような料理。各地にバリエーションがあり、グジャラート州のカディは砂糖を少し使い甘みがあるのが特徴です。ごはんやロティと一緒に食べます。

ジャイナ教徒が多いグジャラート州は厳格な菜食で知られる一方、肉の代わりのたんぱく源となる乳製品が豊富です。また、このグジャラート・カディは玉ねぎやにんにく、しょうがのようなジャイナ教徒が戒律上食べない根菜を使いません。ツンとした匂いが特徴的なスパイス「ヒング(アサフェティダ)」を香味野菜の代わりにしています。

グジャラート料理
グジャラート料理は、肉・魚・卵、根菜のたまねぎとにんにくは使えないなど食材が限られているにもかかわらず、料理数がバラエティ豊かで、おいしさはインド国内でも定評が...

グジャラティ・カディ Gujarati Kadhi レシピ

【材料】

2人分

ヨーグルト 200ml 現地では凝乳(カード)を使用。
大豆粉 大さじ4  現地ではひよこ豆の粉(ペサン)を使用。
青とうがらし 1本 みじん切り
きび砂糖 大さじ1
塩 少々シナモンスティック 2cm
クローブ 2本
カレーリーフ 1枝 枝から葉を取り外しておく。
コリアンダーの葉 大さじ1
ヒング(アサフェティダ) ひとつまみ なければ入れなくてもよい。
フェネグリーク 少々 なければ入れなくてもよい。
鷹の爪 1本 みじん切り
クミンシード 小さじ1/2
マスタードシード 小さじ1/2
バター 大さじ1 現地ではピュアバターオイル(ギー)を使用。

【作り方】

1.ボウルにヨーグルトと大豆粉、塩、きび砂糖、青とうがらしを入れて混ぜておく。
2.フライパンにバターを入れ、クミンシード、マスタードシードを香り立たせ、ヒング、シナモンスティック、クローブ、フェネグリーク、鷹の爪、カレーリーフ、1を加えて弱火で温める(ヨーグルトが熱で分離しないように注意)。
3.2をお皿に移し、コリアンダーの葉を飾る。

砂糖は、現地ではジャガリーという、さとうきびから作る粗糖を使います。

グジャラティ・カディの作り方手順(現地動画)

こちらの動画も玉ねぎやにんにくを使わないレシピです。

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