ラフマジュン|トルコ料理・東部アナトリア料理

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ひき肉を乗せたピリ辛な薄焼きピザ

トルコの東部アナトリア地方やアルメニア、レバント地方のピリ辛な薄焼きピザ。アラビア語で「エスフィーハ」と呼ばれることもあり、キッベと同様レバント地方のレバノン移民とともにブラジルにも伝わっています(ただしブラジルでは、イタリアのピッツァvsシカゴピザのように、パンが厚く具がたっぷりです)。

トッピングには牛肉を使うこともありますが、ラムひき肉の方がトルコらしい味わいでラフマジュンらしく、私は大好き。おすすめします!

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ラフマジュン Lahmacun レシピ

【材料】

2人分

<生地>
強力粉 200g
ドライイースト 3g
砂糖 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ1
ぬるま湯 120~140ml<トッピング>
羊ラムひき肉 150g なければ、角切りや薄切りを購入してフードプロセッサーでひき肉に。牛ひき肉でもよい。
トマト 大1個
ピーマン 1個 パプリカ1/2個でもよい。
パセリ 1/2束
にんにく 1かけ
トマトペースト(濃縮) 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
クミン粉 少々
とうがらし粉 少々
塩 少々
こしょう 少々
レモン汁 大さじ1

レモン、パセリ 少々

【作り方】

1.生地を作る。ボウルに強力粉、ドライイースト、砂糖、塩、オリーブオイル、ぬるま湯を入れて混ぜ、よくこねて生地がふくらむまで約1時間発酵させる。
2.トッピングを作る。トマト、ピーマン、パセリ、にんにくをフードプロセッサーにかけ、かけらが少し残るくらいに細かくする。
3.ボウルに1と羊ラムひき肉、トマトペースト、オリーブオイル、クミン粉、とうがらし粉、塩、こしょう、レモンジュースを加えてよく混ぜる。
4.1の生地を2等分して、ひとつずつフライパンの大きさ(直径20cm程度)に麺棒で薄く丸くのばす。
5.4をフライパンに入れ、3のトッピングの半分を広げて乗せる。ふたをして7~8分、生地がカリカリになるまで強火~中火で焼く。レモンやパセリを乗せる。

フライパンのほか、オーブンで焼くこともできます(200度で10分程度)。

ラフマジュンの作り方手順(現地動画)

トルコの女性がレクチャーするラフマジュンの作り方。「肉に脂肪が少ないときは少々のオリーブオイルを」など、臨機応変な応用がためになります。

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