ヒラヤーチー|日本・沖縄料理

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台風の時の備蓄食でもあった沖縄料理

ヒラヤーチーは沖縄方言で「平たく焼いたもの(平焼き)」の意味。沖縄では、台風で生鮮品のないときに備蓄したツナ缶や小麦粉などで作る思い出を持つ人も多いそうです。

終戦後、アメリカ軍から小麦粉の配給があり、簡単に作れる主食としてヒラヤチーが家庭で作られるようになったともいわれます。

宮古島では「ナビパンビン」と呼ばれ、沖縄から遠くない韓国の済州島の「チヂミ」と似ているのも興味深いところです。

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ヒラヤーチー レシピ

【材料】

4人分

小麦粉 100g
たまご 1個
ニラ 40g 半束くらい。2cmの長さにカット。
ツナ缶詰 30~40g 水または油分を切って、固形の場合はほぐしておく。
かつおぶしの削り粉 小さじ1 顆粒の和風だしの素でもよい。
塩 小さじ1/2
植物油 適量

【作り方】

1.ボウルに小麦粉とかつおぶしの削り粉、塩、たまごを入れて混ぜ、にら、ツナを加えてさらによく混ぜる。
2.フライパンに薄く油をひき、1の生地の半分を流し入れて両面を軽く焦げるまで焼く。
3.ソースやマヨネーズ、とうがらし少々を加えたポン酢などお好みのたれを添える。

の作り方手順(現地動画)

88歳の沖縄のおばあさま直伝のヒラヤーチーの作り方です!

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