偶然に誕生したパン風の料理
先住民グァラニ族の伝統文化を受け継ぐ、南米の内陸国パラグアイ。かつてはブラジルやペルーとともに日本から多くの移民が渡った南米の国です。
ソパ・パラグアージャは、コーンミールと牛乳、卵、チーズを材料にしてソパ(スープ)を作ろうとしたら、なぜか美味しいパンができてしまったという偶然に誕生した料理。今ではパラグアイを代表する料理のひとつとなっています。

パラグアイ料理
パラグアイ共和国 Republic of Paraguay | 南アメリカ先住民グァラニ族の伝統が今も息づく国ボリビアとブラジル、アルゼンチンに国境を接した南米...
ソパ・パラグアージャ Sopa Paraguaya レシピ
【材料】
とうもろこしの粉 100g
コーン 100g 缶詰または冷凍。クリーム状のコーンよりもホールを粒が少し残る程度にフードプロセッサにかける食感が楽しめる。
玉ねぎ 1個 みじん切り
たまご 2個
パルメザンチーズ 50g モッツァレラなどピザトッピング等用に細切りされたチーズでもよい。
バター 25g 室温で溶かしておく
牛乳 1/4カップ
塩 小さじ1
イタリアンパセリ 少々 飾り用
【作り方】
1.フライパンにバターを入れ、たまねぎをしんなりするまで炒める。
2.ボウルにたまごを割り入れ、1のたまねぎ、チーズ、コーン、バター、塩を入れて混ぜ、さらにとうもろこしの粉を牛乳とともに少しずつ、ダマにならないように加えて全体を混ぜる。
3.型の中にクッキングシートを敷いて(または油を塗って)、2の生地を流し込む。トントンと叩いて生地を均一にする。
4. 3をオーブンに入れ、200度のオーブンで30分~1時間程焼いて、焼きあがったら人数分にカットする。
大皿によるソパ・パラグアージャの作り方手順です。