モルドバ料理

モルドバ国旗 モルドバ共和国 Republic of Moldova |ヨーロッパ

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ルーマニアと文化を共有する国

ルーマニア、ウクライナと国境を接する東ヨーロッパの内陸国モルドバ。

モルドバ人はもともと、お隣のルーマニアと民族も言語もほぼ同じで(ルーマニア北部にはモルドバという地方もある)、文化を共有してきました。ソビエト占領時代に政治的な理由で分けられた結果、現在ではロシア正教会派のモルドバ正教会を信仰する人が多く、ルーマニアに統合されたくないと考える国民が大多数を占めるといいます。

また、ウクライナとの国境にあるドニエストル川東岸には、沿ドニエストル共和国という、ソ連時代の社会主義を掲げる国際的には非承認の国家があり、ここにはルーマニア系、ウクライナ系、ロシア系の住民がそれぞれほぼ1/3ずつ暮らしています。

↑白いんげんのハーブスープ

モルドバ地図 モルドバ

さて、そんなモルドバの料理は、16世紀からオスマントルコの占領時代を経験したルーマニアと同様、トルコ料理の影響を受け、またソ連時代には、ロシア、ウクライナ料理の影響を受けました。

豊かな自然と肥沃な土地を持ち、豊かなぶどう(モルドバのワインは名産品として知られ、日本にも輸入されている)をはじめ、野菜や肉、乳製品、穀類を生産してきました。

ルーマニアと共通した料理には、コーンミールで作るポレンタのような主食のママリーガ(Mamaliga)や、ひき肉のグリルミティティなどがあります。ママリーガは、肉料理やチーズクリームなどのおかずに添えて食べます。

他には、パプリカを使った煮込み料理のグヤーシュ、ロールキャベツのサルマーレ(ぶどうの葉で具を包むこともあるよう)、グリルした肉、またロシア、ウクライナ料理のボルシチやペリメニ(サワークリームをかけた水餃子のような料理)なども定番です。

モルドバ料理の写真

ミティティ
モルドバのミティティ

モルドバ料理のレシピ

ママリーガ|モルドバ料理 レシピ|e-food.jp
モルドバで国民食ともいえるほどポピュラーなのは、ルーマニアでもよく食べられているママリーガです。
モルドバ料理レシピ集|世界の食|e-food.jp
モルドバ料理のレシピ集です。

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