ウルグアイ東方共和国 Oriental Republic of Uruguay | 南アメリカ
牛肉と乳製品を多用したヨーロッパ的な料理
アルゼンチンと国境を接するウルグアイは、パンパの草原を利用した牛を中心とする牧畜が盛ん。イタリア、スペイン、スイスなどヨーロッパからの移民が多く、食文化にも表れています。
↑チヴィート
香辛料などをほとんど使わずに牛肉を焼いたアサードや、煮詰めたコンデンスミルク、ドゥルセ・デ・レチェをクレープで巻いたアルファホーレスなど、アルゼンチンと共通する料理が多く見られます。
アサードの肉などにかける調味料には、スペインのバスク地方が名前の起源とされ、ウルグアイやアルゼンチンのオリジナルである香草を使った酸味あるソースのチミチュリ(下写真)が欠かせません。
また、ミラネーサ(ミラノ風牛肉のカツレツ)やパスタ類など、イタリアやスペイン移民が持ちこんだ料理も定番です。
ウルグアイ特有の食べ物としては、、カルボナーデ(肉とご飯、桃、レーズンを混ぜた料理)や、サンドイッチの一種チヴィート(上写真)などがあります。
また、ウルグアイにはスイスから移住した人々のコミュニティがあり、牧畜を営みながら品質の高いチーズを生産してきました。乳製品が多いのも特徴のひとつです。
ウルグアイは、アルゼンチンと同様、ワインの産地として世界的に有名。1872年創業で、1900年代に入ってからヨーロピアンスタイルのワインを造り始めたドン・パスカルなど、国際コンクールで入賞経験のある高品質のワインを生産するワイナリーが少なくありません。
また、アルゼンチンやパラグアイでも飲まれているマテ茶のほか、イェルバ・メイトという、苦いお茶のようなガウチョ(カウボーイ)の飲み物や、クレリコという、白ワイン とフルーツ・ジュースを混ぜたドリンクが、ウルグアイ特有の飲み物として知られています。
ウルグアイ料理の写真
チミチュリ
ウルグアイ料理のレシピ

チヴィート|ウルグアイ料理 レシピ|e-food.jp
薄い牛肉のステーキやハム、目玉焼き、トマト、チーズなどをパンではさんだチヴィートは、ウルグアイがオリジナル。1960年代に誕生した、比較的新しい料理だとか。
https://e-food.jp/recipe/southamerica/chimichurri/

ウルグアイ料理 レシピ集|e-food.jp
ウルグアイ料理 のレシピ集です。