エルサルバドル共和国 Republic of El Salvador | 中央アメリカ
マヤ文明の伝統とスペインがミックスした食文化
グアテマラ、ホンジュラスと国境を接する中米の国エルサルバドル。マヤ文明の玄関国として栄えた地であることからマヤ系先住民の伝統が今も残り、またスペインに統治された歴史があるため、両者ががミックスした食文化を持つ国です。

↑ププーサ



エルサルバドルでは、豆やお米、とうもろこしの粉で作るトルテイーヤやタマーレス(バナナの葉にとうもろこしの粉の団子などを包んで蒸した料理)、プランテン(調理用バナナ)などを主食に、鶏肉や牛肉、ロブスターやカニ、エビなどの魚介類、そして時にはイグアナやアルマジロも食べることがあります。
よく食べられる料理には、肉と野菜を煮込んだカルネ・エンセボラード(Carne Encebollado)や、魚介のシチュー、マリスカーダ(Mariscada)。
中でもエルサルバドル人のお気に入りは、トルティーヤにチーズや豆、豚肉などを包んで揚げた、屋台でよく売られているププーサ(Pupusas 上写真)。これは、スパイスのきいたピクルスのキャベツや温かいソースと一緒に供されます。
またエルサルバドルは、世界に名だたるコーヒーの産地であり、地元でもコーヒーはポピュラーな飲み物。ほかにホットチョコレートや、Tic-tacというブランドのさとうきびのお酒、ココナッツミルク入りのカクテル、ビールなども飲まれます。
エルサルバドル料理のレシピ

ププーサ|エルサルバドル料理 レシピ|e-food.jp
ププーサは、肉や豆、チーズなどの具をとうもろこし粉の生地で包んで焼いた、中米エルサルバドルを代表する料理です。

エルサルバドル料理レシピ集|世界の食|e-food.jp
エルサルバドル料理のレシピ集です。