チャド共和国 Republic of Tchad | アフリカ
主食の雑穀をさまざまに調理
サハラ砂漠とサバンナにおおわれたアフリカの中央部にある内陸国チャド。イスラム教徒と非イスラム教徒を含む200以上の部族が暮らし、1910年から1960年までフランスの植民地時代を経験した国です

↑ダラバ


チャドの主食はミレットと呼ばれる雑穀。これをそのままの形で調理したり、お団子にしたり、パンケーキにして油で揚げたり、ペーストに加工したりして、付け合せのオクラや肉などが入ったソースと一緒に食してきました。
ミレットの料理は北部ではAiysh、南部ではBiyaと呼ばれ、それぞれ若干、調理法が違うといいます。また、、モロコシも食べます。
肉では羊やチキン、牛肉、それに首都ンジャメナをはじめ南部では、イスラム教徒が暮らしているにもかかわらず豚肉も食べられています。南部の主な料理には、オクラとピーナッツソースを使ったダラバ(上写真)があります。
また、チャド湖やチャド湖に注ぐ川の流域では、ナイルパーチやうなぎ、ティラピア、鯉といった魚が食用にされるようです。果物はグアバやバナナ、マンゴー、なつめやしの実(デーツ)などが定番です。
チャド料理のレシピ

ダラバ|チャド料理 レシピ|e-food.jp
ダラバはオクラソースを指すチャド料理。生のオクラを使うとグリーンに、現地で売っている粉末の乾燥オクラを使うと茶色っぽくなります。

チャド料理 レシピ集|e-food.jp
チャド料理 のレシピ集です。