タンザニア料理

タンザニア国旗 タンザニア連合共和国 United Republic of Tanzania | アフリカ

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東アフリカのコーヒーの特産地

アフリカ大陸の東海岸、インド洋に面し、ケニアやウガンダ、モザンビークなどと国境を接するタンザニア。
ドイツ領だったタンガニーカ(後にイギリス領に)と、アラブの影響を受けたイギリス領だったザンジバル島が一緒になって、ひとつの国になりました。良質なコーヒー豆(キリマンジャロ)の特産地としても知られる国す。

↑ムチチャ
タンザニア地図 タンザニア

タンザニア人の日常の食事には、ウガリというキャッサバもしくはとうもろし、雑穀から作られるお餅のような主食と、ムチチャ(上写真)という野菜炒めや、魚や肉、野菜のシチュー。プランテン(調理用バナナ)もよく食べられます。

ただし、海岸沿いに住む人々はウガリよりも米を好みます。ザンジバル島やその周辺では、ココナッツミルクとスパイスでカレーのように調理したシーフードがポピュラーで、これをご飯と一緒にいただきます。

肉は、山羊やチキン、牛肉、ラムなど(それほど多くは食べない)。先のシチューに入れたり、ムシカキ(Mishikaki)というバーベキューにして食べます。ほかに旧イギリス領だった関係もあり、同じ英領のインドから移住した人々が伝えたサモサやチャパティ、またシナモン風味のピラフもよく食べられています。

ザンジバルの料理

アフリカ大陸の沖合に浮かぶザンジバル島は、本土とはまた違った食文化を持っています。ポルトガルや中東のオマーン王国の領土だった時代を経て、アラブ色が今も色濃く残っています。

ザンジバルの屋台でよく見かける、ザンジバル・ピッツァ(下写真)は、中東や東南アジアなどにあるイスラム教徒の食べものムルタバが独自発展したような包み焼き料理です。

タンザニアの食習慣

タンザニアには、女性はたまごとチキンを一切口にしなかったり、義理の父親と息子の妻が同じテーブルで食事することを禁じていたり、男性が台所に入ることを許されなかったりといった風習を持つ部族もいます。また、人口の30%ほどを占めるイスラム教徒の家庭では、男性と女性は別々に食事をします。

タンザニアの飲み物

タンザニアはコーヒーの特産地ですが、一般にはコーヒーよりもお茶の方が日常的に飲まれており、また時にはいろいろな食材から自家製のビールが造られるようです。たとえばチャガ族はMbegeというバナナと雑穀で作ったビールが好物。さとうきびから造るコニャギ(Konyagi)という強いお酒もあります。

タンザニア料理の写真

タンザニア風オーブン焼きチキン
タンザニア風サモサ(タンザニア大使館提供)

タンザニア風サモサ タンザニアチキン
タンザニアのサモサの具(牛肉と豆、野菜が入っている) タンザニアのグリルチキン

タンザニア料理の写真


ザンジバル・ピッツァ

タンザニア料理のレシピ

ムチチャ&ウガリ |タンザニア料理 レシピ|e-food.jp
タンザニアの主食は、とうもろこし粉をゆでておだんご状にしたウガリ。ムチチャはおかずのひとつです。
タンザニア料理レシピ集|世界の食|e-food.jp
タンザニア料理のレシピ集です。

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