先住民チャモロ人の伝統料理が息づく島
1565年から300年以上、スペインの植民地であり、1898年に起きた米西戦争(アメリカとスペインの戦争)のアメリカの勝利により、フィリピンやプエルトリコとともにアメリカ領になった、太平洋上のマリアナ諸島南端の島グアム。
第二次世界大戦中は日本領だったこともありますが、現在はアメリカ合衆国の準州となっています。

↑ケラグエン

グアムの料理は、アメリカ、スペインをはじめ、東南アジアや日本の影響を受けながらも、マリアナ諸島の先住民チャモロ人の伝統料理が今も息づいています。そんなグアムの料理を称してチャモロ料理と称することも。グアム政府観光局によると、「どの料理にも”甘さ・辛さ・酸っぱさ”のいずれかが濃厚に現れているのがグアム伝統料理の特徴」とのことです。
チャモロの代表的な料理には、レモンの酸味をきかせた鶏肉(牛肉やえびを使うことも)料理のケラグエン(上写真)、グアムのお祭りにもよく登場するのレッドライスなどがあります。
グアム料理のレシピ

ケラグエン|グアム料理 レシピ|e-food.jp
焼いた鶏肉にココナツの実、レモンジュースを混ぜ合わせたシンプルなケラグエンは、グアムの先住民チャモロの料理の代表格のひとつです。

グアム料理レシピ集|世界の食|e-food.jp
グアム料理のレシピ集です。