セネガル料理

セネガル国旗 セネガル共和国 Republic of Senegal | アフリカ

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西アフリカ随一の洗練された料理

アフリカ大陸の最西端に位置し、ダカールラリーで有名な、大西洋に面した旧フランス領の国セネガル。
1200年ころから1900年代まで、フランスの支配下に落ちるまでジョロフ王国が築かれた土地であり、今も定住農耕民族のウォロフ人が人口のおよそ半数を占めます。現在は国民のほとんどがイスラム教徒です。

↑チェブ・ジェン

セネガル地図 セネガル

ユネスコの無形文化遺産に登録されたチェブ・ジェン

長い間、王国の築かれた土地には洗練されたおいしい料理が多いというのが世界的な傾向ですが、セネガルもしかり。美食の国フランスに統治された影響も加わって、料理に関しては、西アフリカ随一の美食の国といっても過言ではないでしょう。

特に、さまざまな魚介と野菜の出汁が風味豊かな炊き込みごはんチェブジェン(魚・ごはんの意味。上写真)は、セネガルを代表する料理。ジョロフ王国時代のよすがを残すジョロフライスという名称で、ナイジェリアやガーナ、ギニア、など西アフリカの周辺国でも人気の料理です。

セネガルでは他にも、海や川に面している地域で魚料理がよく食べられています。たとえば、魚のマリネのヤッサ(鶏を使うことも)。またピーナツソースシチューのマフェも定番料理です。

セネガルの飲み物

また、中国茶にミントの葉と砂糖をたっぷり入れたお茶アタヤは、セネガルでポピュラーな飲み物。現地の人はティーセレモニーでゆっくり楽しみます。また、セネガルだけでなく、西アフリカ一帯に広まるビサップと呼ばれるハイビスカス・ジュースや、ブイというバオバブの実のジュースも、よく飲まれるドリンクです。

ビサップは、エジプトでは”カルカデ”などと呼ばれていますが、セネガルの方がエジプトよりも遥かに大衆的。セネガルに旅行した友人によると、市場や乗り合いタクシー・ステーションで、乾燥させたハイビスカスの花を煮出して、砂糖を加えて凍らせたものがビニール袋に詰められ無数に売られているといいます。

氷は暑さですぐに溶けるので、冷たい状態で飲めるアイデアもの。色は真紅で、味はやや酸味があります。乾燥ハイビスカスを使って、日本でも再現できます。

セネガル料理の写真

ヤサ
ヤッサ

セネガル料理のレシピ

チェブジェン|セネガル料理 レシピ|e-food.jp
チェブジェン(チェブ=ごはん、ジェン=魚の意味)は、セネガル人にもっとも愛されている料理のひとつです。
セネガル料理レシピ集|世界の食|e-food.jp
セネガル料理のレシピ集です。

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