マーシャル諸島共和国 Republic of the Marshall Islands | オセアニア
食欲旺盛な人々の豪快な料理
太平洋に浮かぶミクロネシア系の島国マーシャル諸島。かつてスペイン、イギリス、日本、そして戦後は信託統治領としてアメリカに統治された歴史があり、1979年に独立したあとも、グアムと同じミクロネシアの先住民チャモロ文化に、かつての統治国や中華系移民の影響が混ざった料理が見受けられます。また、アメリカの影響は今も強く残っています。
↑チュクチュク
主食はタロいも、プランテン(調理用バナナ)、パンノキの実のほか、たんぱく源としては魚やロブスター、エビ、イカなどのシーフード。また鶏や豚肉を食べます。パッションフルーツやパパイヤ、パイナップル、アボカド、バナナといったフルーツも豊富です。タロいもやプランテーン、パンノキの実はココナッツミルクで煮込んで食べます。魚や肉はローストしたり、バナナの葉で蒸し焼きしたりします。
チャモロ料理の特徴としては、かんきつ類(レモンやシークワーサーのようなもの)で酸味をきかせ、しょうゆやココナッツミルク、ピメンタというとうがらしで味を調えることが多いといいます。
また、ライスボールにココナッツフレークをまぶしたチュクチュク(上写真)のような、素朴な料理もあります。
チャモロの人々は食欲が旺盛。当然、体格のよい人も多いのですが、それは、パーティーともなれば、豚2頭を丸焼きにするなど、豪快な食事を用意することからもうかがえそうです。
一方、アメリカナイズされたマカダミアナッツのパイなども食べられています。
マーシャル諸島料理のレシピ

マカダミアナッツ・パイ|マーシャル諸島料理 レシピ|e-food.jp
スペインやイギリス、日本、そしてアメリカの信託統治領の歴史を歩み、1986年に独立したマーシャル諸島共和国。このマカダミアナッツのパイもアメリカナイズされたデザートといえそうです。

マーシャル諸島料理 レシピ集|世界の食|e-food.jp
マーシャル諸島料理 のレシピ集です。