アイスランド共和国 Republic of Iceland | ヨーロッパ
クリーンな環境で育った魚とラム
北極圏に近く、火山と温泉のある国としても知られるアイスランド。北大西洋の汚染されていない海から捕れる魚や、クリーンな環境の山を自由に動き回って育った羊(ラム)、そしてたびたび国際的な賞を受賞しているチーズなどの酪農製品と、その食材は世界でも有数の質の高さを誇っています。
↑プロックフィスキル
そんなわけで、スカンジナビアからの移住者も多いアイスランドでは、魚介と羊、そして、豊富な天然の間欠泉の地熱を利用して温室栽培された野菜の料理が食卓に並びます。魚はサーモンやタラ、カレイ、オヒョウ、ニシン、エビなどがアイスランド人の好み。
またアイスランドには全人口の50倍近い数の羊がおり、生後4ヶ月程度の仔羊が臭みもなく最高とされます。羊のほかにも鴨やライチョウ、トナカイなどの野生動物の肉もあります。
魚や肉はそのまま食べられたり、また燻製や干物にされる場合も。主な料理には、アイスランドの伝統料理である仔羊の燻製・ハンギキョート(Hangikjot)や、スパイスをまぶしたタラの干物・ハルズフィスクール (Hardfiskur)、スコットランドのハギスに似たスラトゥア(Slatur 英語のslaughter=虐殺と同じ意味)、濃厚なヨーグルトのようなスキル (Skyr)、ミンチした魚(主にタラ)の団子フィスキボール(Fishibollur)、魚とじゃがいもをディップにしたプロックフィスキル(上写真)、マリネしたニシンやサーモンなどがあります。
飲み物では、天然水を使ったビール(ローカルブランドはエギール、ヴィーキング)や、”ブレンニヴィン”、”ブラック・デス(Black Death)”というアクアヴィット(強い蒸留酒)などがあります。
アイスランド料理の写真
タラとタマネギのフィスキボール
アイスランド料理のレシピ

フィスキボール|アイスランド料理 レシピ|e-food.jp
海に囲まれた島国のアイスランドの、タラをミンチにして丸めた、フィッシュボールです。

アイスランド料理レシピ集|世界の食|e-food.jp
アイスランド料理のレシピ集です。