中華民国 Chinese Taipei -Taiwan | アジア
客家や先住民の料理も
台湾は、1949年の中華人民共和国の成立にともなって、中国国民党(1912年に孫文らが樹立)が中国本土から政治拠点を移して一党独裁を行ってきた”中華民国”の総称。
1987年7月以後は、政治の自由化と民主化が急速に進んで、現在は、国家元首らは国民(台湾地区の住民)の選挙によって選出されています。一方、中国からの反発などで、オリンピックなどにはしばしば「チャイニーズ・タイペイ」という名称で参加しています。ここでは、ひとつの地域としての台湾として取り上げます。

↑滷肉飯


台湾には、オーストロネシア語族系の先住民の少数民族が今も暮らし、独自の食文化を持っていましたが、上記のような政治的な歴史経緯によって中国全土からの移住者が集まり、福建をはじめ、広東、中国各地の客家などの料理も持ち込まれたました。
また1895年から1945年まで日本の統治時代を経験しているため、日本料理の影響も受けて、今日の台湾料理が発展した経緯があります。
台湾ならではの料理では、滷肉飯(ルーロウファン 上写真)や、屋台料理の蚵仔煎 (オーワージエン=カキのオムレツ)、担仔麺 (ダンザイミェン)などが有名。またデザートの愛玉(オーギョー)なども、台湾独特のものです。
台湾料理のレシピ

ルーローファン(滷肉飯)|台湾料理 レシピ|e-food.jp
滷肉飯は、甘じょっぱい豚バラ肉のしょうゆ煮込みを乗せたどんぶりごはん。台湾人のみならず日本人好みの味でも。家庭で十分に再現できます。

台湾料理レシピ集|世界の食|e-food.jp
台湾料理のレシピ集です。