ルワンダ共和国 Republic of Rwanda | アフリカ
辛くない、質素な食事
アフリカ中央部にあり、コンゴ民主共和国やウガンダ、タンザニア、ブルンジと国境を接する内陸国ルワンダ。第1次世界大戦末まではドイツの植民地で、以後ベルギー領となり、1962年に独立した国です。1990年代の内戦を経て、現在はアフリカの中では政情は比較的、落ち着いているといわれます。
↑ミズズ
ルワンダの料理は香辛料はあまり使わず、辛くありません。人々は、サツマイモや豆、キャッサバ、とうもろこし、雑穀などを主にした質素な食生活を送っています。
伝統的な朝食は、ミルク入りのオートミール粥で、ほかにウムットシマ(Umutsima)というキャッサバととうもろこしの料理や、イソンベ(Isombe)というキャッサバとナス、ほうれん草の料理、ミズズ(Mizuzu 上写真)という揚げたプランテン(料理用バナナ)、ムシカキというバーベキューした肉などを食べるほか、アボカドやバナナ、マンゴー、パパイヤといった豊富なトロピカルフルーツで栄養を補給しています。
肉は牛肉やチキンが定番ですが、農村部では牛がステータスシンボルと考えられているためめったに食用にはせず、月に2度食べる程度です。湖の近くではテラピアなどの魚を食べています。
首都キガリでは、朝食はヨーロッパ風のパンと紅茶というケースも珍しくありません。ルワンダ人は一般的にお茶にたくさんのミルクとお砂糖を入れる傾向があるようです。
また、ルワンダ人の男性はビールが大好きで(女性は一切飲まない)、国内には大きな醸造所もあります。ストローでひとつの大きな容器から飲むのが、ルワンダ式のビールの飲み方。ビール以外にも、Ikigageという乾燥したモロコシから作るお酒や、Urwarwaという、プランテンから作るお酒もあります。
ルワンダ料理の写真
ムシカキ(左の肉)とキャッサバ&豆の煮込み(ルワンダ大使館提供)
ルワンダ料理のレシピ

ミシュカキ|ルワンダ料理 レシピ|e-food.jp
ルワンダの料理は辛さ控えめ。この串焼き肉のミシュカキも、スパイスはカレー粉を少し使うだけです。

ルワンダ料理レシピ集|世界の食|e-food.jp
ルワンダ料理のレシピ集です。