リビア共和国 Republic of Libya | アフリカ
アラブやイタリア、地中海諸国のの影響を受けた料理
エジプトやアルジェリアなどと国境を接する北アフリカの国リビア。2011年、リビア国民評議会が、1969年から続いていたカダフィ大佐による政権より事実上、政権を奪回しました。
外国人の観光にはさほどオープンではありませんでしたが、雄大な砂漠や、ほぼ手付かずのローマ遺跡など、リビアは実はなかなか見どころの多い国です。
↑バジーン
そんなリビアの料理は、アラブと旧宗主国のイタリア、他の地中海諸国の影響を受けてきました。
ラム肉や鶏肉、クスクス、豆、ナッツやドライフルーツなどがポピュラーな食材。イスラエルや北アフリカの他国でも食べられる、シャクシュカ(Shakshouka)という、トマトソースやラム肉の入ったスクランブルエッグや、大麦粉で作るバジーン(上写真)、肉と野菜のシチューとクスクスの組み合わせも人気の料理です。
また、イタリアの影響か、ショートパスタ入りのトマトと牛肉のスープ(ショルバ。またの名をリビアスープ) も非常によく食べられています。
リビアには厳格なイスラム教徒が多く、お酒はご法度。お茶やコーヒーが人気で、特にミントティーがよく飲まれます。
リビア料理の写真
鶏肉のクスクス(リビア大使館提供)
リビア料理のレシピ

リビアスープ|リビア料理 レシピ|e-food.jp
リビアの旧宗主国はイタリア。現地でショルバと呼ばれるこの具だくさんの名物料理リビアスープも、トマト味にショートパスタが入っていたりするところにイタリアの影響がうかがえます。
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