東ティモール料理

東ティモール国旗 東ティモール民主共和国 The Democratic Republic of Timor-Leste | アジア

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ポルトガルの影響を受けた食文化

インドネシアの東側にあり、パプアニューギニアに近い熱帯性気候の島国、東ティモール。16世紀にポルトガルによって植民地化され、その後、島の西側を占領していたオランダから引き継いだインドネシアの領土に。2002年になってやっと主権を回復しました。

↑バター・ダーン

東ティモール 東ティモール

東ティモールは、メラネシア系の先住民文化が息づくほか、長いポルトガル統治の歴史からポルトガルの影響を受けています。

たとえばキリスト教徒(カトリック)がほとんどを占め、現地のテトゥン語とともにポルトガル語が公用語。料理にもポルトガルの影響が現地の土着文化とミックスしています。

東ティモールでは米を主食にするなど、ナシゴレンやミーゴレン、魚とハーブの蒸し焼きイカン・ペペスなど基本的にはインドネシア料理と共通するものが多いのですが、ムスリムが大半を占める隣のインドネシアに対して、東ティモールの特に首都ディリあたりでは(イスラム教ではご法度の)豚肉や、オリーブオイルを好まれたり、ポルトガル人が南米からもたらしたキャッサバ、とうもろこしもお米の代わりによく食べられています。

たとえば、南米原産のとうもろこしやかぼちゃなどを使ったバター・ダーン(上写真)は、ポルトガルのカトリック教会を通じて伝わった料理です。

また、かつてポルトガル人は、マレーシアのマラッカあたりから中国のマカオ方面と、東ティモール方面の2つの航路に分かれて船で往来していましたが、そんな交流の関係から、たとえばマカオ名物になったエッグタルト(パシュティシュ・デ・ナタ)を、現在、東ティモールの街角でも見かけることもできます。

東ティモール料理のレシピ

イカン・ペペス|東ティモール料理 レシピ|e-food.jp
イカン・ペペスはインドネシア中で食べられている料理であり、東チモールでもポピュラーです。
東ティモール料理 レシピ集|世界の食|e-food.jp
東ティモール料理 のレシピ集です。

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