ジンバブエ共和国 Republic of Zimbabwe | アフリカ
典型的なサハラ以南のアフリカ料理
アフリカ南東の内陸部、モザンビークやザンビア、南アフリカなどと国境を接する国ジンバブエ。首都はハラレ。かつてイギリス領だった時代には南ローデシアと呼ばれていましたが、1980年に独立した際、12世紀から15世紀にかけて栄えた、現地のショナ族によるジンバブエの古都に由来した国名(ショナ語で「石の家」の意味)となりました。その遺跡はグレート・ジンバブエと呼ばれ、世界遺産に登録されています。また、ザンビアとの国境にあるヴィクトリアの滝は、イグアスの滝、ナイアガラの滝とともに世界三大瀑布に数えられています。

↑ニャマ



ジンバブエの料理は、ヨーロッパのポルトガルやイギリスの影響を受けているものの、大多数の人々は、サハラ以南のアフリア各地で一般的なとうもろこしや雑穀、キャッサバ、ヤムいも、ピーナッツ、かぼちゃ(そのうちいくつかの食物は16世紀にポルトガル人によってもたらされた)を食べています。ポピュラーな主食は、サザ(Sadza)という、とうもろこしの粉で作った固い練り粥で、これをチキンなどの肉(ニャマ)や肉入りのシチューと一緒に食べます。ほかにネジ(きのこ)スープや、ダチョウやイノシシ、ワニといった野生動物の肉、魚なども。
また、ジンバブエならではの飲み物には、ワワ(Whawha)と呼ばれるとうもろしで作ったビールがあります。
ジンバブエ料理の写真
サザ(上の黄色い固い練り粥とチキン) (ジンバブエ大使館提供)
ジンバブエ風シチュー&ライス
ジンバブエ料理のレシピ

サザ&野菜シチュー|ジンバブエ料理 レシピ|e-food.jp
ジンバブエの伝統的な食事は、とうもろこし粉の固がゆのサザを主食に、汁気のあるおかずと一緒に食べるスタイルです。

ジンバブエ料理レシピ集|世界の食|e-food.jp
ジンバブエ料理のレシピ集です。