【閉店】カフェ・フロンティア|インターナショナル料理|広尾
[ インターナショナル料理 ]

お手頃価格の大使館お墨付き料理
※閉店しました。
【広尾】JICA地球ひろばに併設された世界各国(途上国がメイン)の料理を提供するカフェ。体験ゾーンの月間国別展示に連動した、各国大使館から"現地の味"とお墨付きをもらった料理を提供するランチシリーズが復活し、うれしいことにお手頃価格で珍しい国の料理もいただけます。左写真は、2011年7月3日にいただいたアフリカ・マラウイ料理のランチセットです(700円)。
料理名は左上からテレレ(オクラとほうれん草の煮込み)、ニャマヨガヤ(マラウイ風ミートソース)、ジャスミンライスとシマ(とうもろこし粉・ヤムイモの練り物=マラウイの主食でもある)。ほかに野菜スープが付いてきました。どのお料理も、一般的な日本人にも普通においしくいただけると思います。
それにしても、初めて聞くような珍しいお料理をいただくのは、いつでもドキドキ、ワクワクして楽しいものですよね!
「カフェ・フロンティア」さんのサイトでは、今週のランチ・メニューが更新されていますので、どこの国の料理が食べられるか事前にチェックできます。ちなみにこの大使館のお墨付き料理シリーズ、先月はヨルダンで、来月はラオスだそうです。

注意すべきは、人気があるため、左写真をご覧のようにすぐに売り切れになってしまうこと。確実にオーダーするためには、開店時間に合わせてなるべく早くお店へ行かれることをおすすめします。
ちなみにカフェ内にはフェアトレード商品のショップが併設されており、東チモールのコーヒーやフィリピン・ネグロス島のマスコバド糖(黒砂糖)、パレスチナのオリーブオイルといった、珍しくて質もちゃんとした商品が買えます。
JICA報道課のtwitter発信記事によると、「現在の施設は国庫納付となりますが、その機能は本部などに移転します。NGOや市民の方との連携の機能は継続します!」とのことで、政府の事業仕訳による広尾の地球ひろばの近い将来の閉鎖は残念ながらほぼ確定したようですが、カフェ・フロンティアやフェアトレード商品の売り場も、どんな形でも引き継がれてほしいと思います。
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e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。
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