【閉店】ポロネーズ|ポーランド料理|名古屋
[ △名古屋の各国料理店 , ポーランド料理 ]
名古屋のポーランド料理店
※残念ながら2009年3月に閉店しました。2011年1月現在、ポーランド料理店は東京と静岡にあります。詳細は以下の文中をご覧下さい。
【名古屋】地下鉄・伏見駅から徒歩約5分、白川公園に面した場所にある、ポーランド人シェフによる本格派ポーランド料理レストラン。愛・地球博への出店がきっかけでオープンしたお店です。
写真は、ポーランドを代表する料理のひとつピエロギ。
厚めの小麦粉の餡に具を包み、お湯でゆでたり、油で揚げるピエロギは、いうならばポーランド風の餃子。お隣のウクライナにも同様の料理があり、ロシア料理のペリメニと似ていなくもありません。具はいろいろありますが、こちらのお店では、肉と、ザワークラウト&きのこの2種を用意しています(いずれも800円)。ディナーのコースは3000円からです。
ランチは1200円?。メインはピエロギ、ビゴス、ロールキャベツなどから選べ、前菜やデザートもついてきます。ポーランド人とおぼしき大柄なシェフが作られていましたが、彼の胃袋を満たすのを目安にしたような(笑)すごいボリューム。お得感いっぱいでびっくりしますよ。
前菜の森の幸 盛り合わせと、これもポーランドを代表する料理ビゴス。ザワークラウトと肉、きのこなどをワインで煮込んだ、冬向けの料理。パンに乗せて、オードブルのようにいただく。
コースにも含められている、コトレット ミシリフスキ(猟師風カツレツ)。ポーランド料理の特徴は、おおざっぱにいって、豚肉とザワークラウトを多用することだろうか。もっとおおざっぱにいうと、地理的ロケーションでも納得できる、ドイツ料理とロシア料理の中間のイメージ。
右写真はお店の外観。公園に面した落ち着いた場所。
ポーランドのデザート、けしの実のケーキ・マコーヴィエッツと、ポーランド風りんごケーキシャルロットカ。どちらも甘さ控えめでとてもおいしかった。いずれもコーヒー付きで700円。
店名はポーランドが生んだ大作曲家、ショパンの有名曲からとったもの。ランチタイムには、フロアの片隅に置かれたピアノから、ピアノロールによるおなじみのショパンのメロディがずっと流れていました。
ポーランドほどメジャーな国なら、東京にもレストランがあってもよさそうなのに、なぜかまだありません。名古屋のこちらのお店が日本唯一(お店ではアジア唯一とうたっている)ということになっていますが、最近、鹿児島のレストラン「ダニエルのいえ」でポーランド料理のメニューを提供し始めたので、正確には唯一といえなくなってしまいました。でも、ポーランド料理オンリーの店は、依然こちら1軒だけでしょうね。
→ショパン生誕200年の2010年に、東京に「ショパンナイト」、また静岡に「スマッチネーゴ」というポーランド料理店が相次いでオープンしています。
フロアは広々として、上品な雰囲気。夜の早い名古屋にあって、日曜の夜もオープンしているのが助かります。ポーランド産ウォッカもいろいろと用意されていて、国への愛着が感じられます。あとは、ポーランドのビールなどがあれば言うことなしなのですが...。
ポロネーズ Polonez
愛知県名古屋市中区栄2-12-16 ウィンコート白川1F
e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。
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シェフは半田市でお店を開いています。ピーターさんです。
閉店していたと聞いてショックです。
3年ほど前、名古屋に住んでいる時はよく行っていたのですが。。。
また行こうと思っている間に、時間が経ってしまいました。。。残念でなりません。
ポーランド(ワルシャワしか行っておりませんが)には不思議とスシ屋がたくさんあるのに
日本にポーランド料理の店がないのは不思議でなりません。
当時のスタッフの方をご存じの方いらっしゃいましたら
情報頂ければ幸いです。macchan25392539@gmail.com
ポーランド料理レストラン、日本に作らなければと思っております。。。
閉店してしまったなんて・・・
とても残念です。
コックさんが、お国に帰られてしまったのか?
とにかく、残念です。
はじめまして。
先日(2月)、名古屋を訪れた際に立ち寄ったのですが、営業してませんでした。
シャッターの隙間から見えるレストランの内装などはそのままでしたが。
帰ってからライブドアグルメで調べてみたところ、閉店したようです。
たいへん残念なことですね。
ゆかりんさん、かぼさん、コメントをありがとうございます!
「ポロネーズ」は、名古屋に行くたびにリピートしたくなる、ポーランドへの愛情をひしと感じるお店です。東京にポーランド料理店は今のところありませんし...。
ボリュームがいっぱいなのも、きっとポーランド仕込みなのかもしれませんね。
昨年の7月、出張の帰りに行ってきました。
学生時代からポーランド好きだったので、是非一度は足を運んでみたかったのです。(愛・地球博では激混みで食べられませんでした。。)
お店に入ると、感じの良い、日本語ぺらぺらのお兄さん(当時)がウェイターでした。ポーランド語で挨拶してみると、お兄さんもにっこりしてくれ、お客さんで込み入る直前の2,3分間ポーランドのことを美しい日本語で話してくれました。
しばらくして、料理がきましたが、一つ一つ丁寧な味付けでおいしかったです。ただ、一品の量がかなりあるので、一人で来た私は残念ながら残してしまいました(涙)
今年の秋は、仲間を連れて、またお店に行く予定です。
今日、ピアノ発表会に行き英雄ポロネーズを聴いてきました☆
ショパンもこういう料理を食べていたのかなぁ、と思うと、とても親近感涌きますね。東京からだとやや遠く感じる名古屋ですが、「日本で唯一の本格的」ポーランド料理なら、行きたいな。