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2006年10月11日

団体旅行 料理も量から質の時代

シルバー世代や若い女性に対応

ヘルシー指向が定着し、また旅行のニーズが多様化した証拠でしょうか。以下は、今日の毎日新聞の記事より。

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行楽の秋。旅行の大きな楽しみの一つに食事がある。だが、最近になってシルバー世代や若い女性の旅行客の間から、「たくさんあり過ぎて、食べきれない」との声が上がり、旅館やホテルの料理が量から質へと変わってきた。従来、メニューを選べなかった団体旅行でも料理の量を選べるツアーが組まれ、低カロリーの食事を用意するホテルも登場した。

詳しくは
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20061011ddm013100049000c.html

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私も、どちらかというと量より質の料理が好きですね。だから、こうした多様化は歓迎。

ただ、かといって、量が少なすぎるのもわびしく感じてしまうのですが...。また、ヘルシー指向はいいことだと思うけれど、フランス料理などは、あんまり軽いと、フランス料理ではなくなってしまうんじゃないかという心配が...。昔ながらの伝統的な食事も大切にしてほしいですね。

「団体旅行でも、由緒ある良質な食事を腹八分目に」。これがベストではないかと思ったりします。


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。

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