本格イタリア料理&Jazz Liveの会
[ ■e-food.jpのイベント ]

日曜日にはジャズ・ブランチを
【代官山】手ごろな価格でおいしいお料理と上質なジャズ・ライブを楽しむイベントに、e-food.jpが協賛。60名様ほどのご参加をいただき、6月28日(日)に無事、終えることができました。
ジャズの本場はニューヨーク…とよくいわれますが、実は、ニューヨーク以上に今ジャズがもっとも盛んなのはヨーロッパ、とりわけイタリアなのだとか。ニューヨーク出身のあるミュージシャンも「ジャズを勉強したかったら、NYではなくイタリアに行きなさい」と忠告するほどだそうです。
というわけで、代官山にある、調理器具で有名なイタリアの高級電機メーカー、デロンギ社の世界唯一の直営レストラン「De’Longhi’s Tokyo」では、イタリアオペラに加えて、ジャズのライブに力を入れていますが、6月28日のサンデーブランチに、ヨーロッパの香り高いジャズを、著名ジャズ評論家による初心者にもわかりやすい解説付きで楽しむ会を開催することになりました。
スウェーデンを拠点にヨーロッパ、日本を含むアジアなど世界で活躍する女性ジャズピアニスト、ケイコ・ボルジェソンさん、イタリア人ドラマーのアレッシオ・ダレッサンドロさんらをフィーチャーした心地よいジャズサウンドと、デロンギ社の本社があるイタリア・ヴェネト州(かのヴェニスやヴェローナのある州)出身の総料理長エルネスト・ステファーニさんの監修による、北イタリア中心の本格派料理の”共演”を存分にお楽しみください。
【本格イタリア料理&Jazz Liveの会】
■日時:2009年6月28日(日) 11:30-14:45 (ライブ開演12:30-)
■会場:デロンギーズ・トウキョウ De’ Longhi’s Tokyo
東京都渋谷区猿楽町24-7 代官山プラザ1C/2B
(東横線代官山駅下車徒歩2分)
Tel.03-5428-4631
→地図
■入場料:4500円
(ライブ、イタリア料理ブッフェ=食べ放題とドリンク付き。着席スタイル)
■主催:The Rock Wave Band
■協賛:ミュージック・ペンクラブ・ジャパン、NX、イーフード
★当日のお料理メニュー(予定)★
【前菜】
イタリアン・オーガニック・サラダ
カプレーゼ
モルタデッラ・ハム(ボローニャ・ハム)
他
【パスタ】
トマトとイタリアンベーコン、グリーンピースのペンネ
スモークサーモンのクリームペンネ
他
【メイン】
蒸し魚のプッタネスカ・ソースがけ
三元豚のロース・グリル、バルサミコソースとポテト添え
【デザート】
3種類のケーキ
エスプレッソ、コーヒー
★出演者紹介★
ケイコ・ボルジェソン (ピアノ)
東京、麻布生まれ。東洋英和女学院、桐朋学園大学ピアノ科卒業。1973年、室内音楽を学ぶためイタリアへ留学。1980年代からジャズアーティストとして、アメリカ、ヨーロッパを中心に成功をおさめ、日本での年間10回程度のコンサート以外は、10ヶ月以上海外での演奏活動となっている。現在はスウェーデンが拠点。これまでの実績を称えて国王から北極星メダル(勲章)を授与され、世界で活躍をするジャズ界の大物ピアニスト&ボーカリスト。
岩浪洋三 (解説)
日本を代表するジャズ評論家のひとり。ジャズ雑誌「スイングジャーナル」 編集長を務めたあと、65年より フリーのジャズ、ポピュラー音楽の評論家に。 雑誌、新聞のほか、トップミュージシャンの ライナーノーツなどに執筆。 テレビ・ラジオ番組にも出演。 東京芸術大学、桐明学園大学講師を経て 現在は、尚美学園大学、大学院の芸術情報学部客員教授 武蔵野外語専門学校講師を務めている。
エルネスト・ステファーニ (エクゼクティブシェフ)
ヴェネト州パドバ出身。2007年9月にオープンした「De’ Longhi’s Tokyo」の総料理長に就任。お店ではヴェネトの郷土料理を中心に、北イタリアやイタリア各地の料理を提供。
Mike M. Koshitani(MC)
東京生まれ。音楽評論家/DJ/MC/プロデュース。1966-69年、ローリング?ストーンズ?ファン?クラブ会長。 ミュージック・ペン・クラブ・ジャパン事務局長。
★以下、このイベントについてのメモです★
※世界を舞台に活躍されているケイコ・ボルジェソンさんは、何を隠そう、各国料理がお好き(笑)。スウェーデン料理はもちろん、公演先で各地の郷土料理を習うこともあるそうで、お料理が大変上手な方でもあります。先日は(アフリカの)エリトリア料理の話題で盛り上がりました(笑)。ジャズ用語で演奏することを「Cookin'」というそうですが、料理と音楽の腕前って共通しているんですね!
※ライブがないときの同店のフルコースランチが3000-5000円(ブッフェは普段はなし。ちなみにディナーコースは4800円?)くらいなので、多種類の前菜、パスタ、メイン、デザート、食後のコーヒー付きでこの価格は、食事だけでも悪くないと思います。
※「マンジャーレ、カンターレ、アモーレ!(食べて歌って人を愛せ)」が信条の(笑)イタリア人にとって、人生に欠かせないもののひとつが音楽。日本にイタリア料理店は数々あれど、ライブ音楽の聴けるレストランは意外とないので、なかなか貴重な存在かもしれませんね。このあたりの感覚は、さすがイタリア企業の直営レストラン!また、ビビッドな色彩やおしゃれなインテリア、多数のイタリア人スタッフなどフロアにもイタリアらしさが漂っていて、旅好きの私などはうれしくなってしまいます。
※デロンギ社の調理家電等を販売するショップが同じビルの2階にあります。同じイタリアでも北と南では大違い、とよくいわれますが、アバウトなイメージの南イタリアに対して、北イタリアにあるデロンギ社製品のスタイリッシュなデザインやしっかり感を見ると、妙に南北イタリアの差を実感しますよ(笑)。ちなみに店内にはセール・コーナーも。

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。
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