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2008年10月24日

カラバッシュ「ウガンダ・ウィーク」

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現地から持ち帰った食材による料理

【浜松町】アフリカ料理レストラン「カラバッシュ」で10月14日から18日まで行なわれた、旅行会社「道祖神」の創立30周年を記念しての”ウガンダ・ウィーク”に行ってきました。

こちらのレストランでは、これまでもひとつの国を特集したイベントを開催してきたようですが、およそ1週間にわたって行われた今回の催しは、東アフリカにある旧イギリス領の国・ウガンダの訪歴が多数回という添乗員さんがウガンダから直接、持ち帰った食材を使って料理を提供し、その文化を紹介するという意欲的な内容でした。

ちなみにこのシリーズ、第1回がアルジェリア、2回目が今回のウガンダで、今後はケニア、モザンビークの特集が予定されているとのこと(情報がわかり次第、料理イベントカレンダーやmixiのスレッドでお知らせしますね)。

今回のウガンダ・ウィークでは、曜日ごとに違うウガンダ料理のメニューが振舞われ、日本未入荷のウガンダ・ビール、ナイル・スペシャルも登場しました。上の写真は、ウガンダに接するビクトリア湖産の白身魚のテラピアという、日本では貴重な食材をスパイスをまぶして焼いたフライド・テラピアです。

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ウガンダの主食で、調理用バナナをマッシュしたマトケと、セムトゥンドゥという魚のピーナッツ風味シチュー。左写真はウガンダのビールナイル・スペシャル。イベント開催中にはほかに、ミレット(雑穀)を粉にしてこねたカロ、牛の内臓からだしをとったビエンダ・シチューなどのメニューも登場。


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かなりコアなイベントだと思うのですが、アフリカ旅行をひとすじに手がけてきた「道祖神」さんならではの強みと、アフリカへの思い入れが感じられ、その魅力に引き込まれそうに…。他のお客さんも元海外青年協力隊の方など、ウガンダやアフリカに興味のある人が集まっていたようです。

ウガンダについてあまり知識のなかった私たちも、ウガンダ旅行から帰ってきたばかりの友人を囲んで、珍しいウガンダ料理を肴に楽しく過ごさせていただきました。

参照
ウガンダ料理について


カラバッシュ
港区浜松町2-10-1 浜松町ビルB1
Tel. 03-3433-0884
http://www.calabash.co.jp/

■営業時間 Open: 月?金11:30-14:00、18:00-23:00(L.O.22:00)、土18:00-23:00(L.O.22:00)
■定休日 Close: 日祝



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profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。

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