グローバルフェスタJAPAN2008 リポート
[ ■催しもの ]
年に1度の国際協力のお祭り
【日比谷公園】10月4、5日に日比谷公園で開催された毎年恒例の国際協力のお祭り「グローバルフェスタJAPAN 2008」に行ってきました。
毎年のことながら、大使館やNPO、国際機関など実にたくさんの団体が出展・出店しておりました。まじめに国際協力に取り組んでいる方々の姿は、何とも清々としていますね。
それとは逆に、アフリカ諸国の大使館ブースが商魂たくましく(?)声高々に食べ物やビールの売り込みをしていたのが印象的でした。もちろん、私の一番の目的もそれらの珍しい料理をいただくことだったのですが...。
東アフリカの旧英国領同士・タンザニアとウガンダのブース。サモサやチャパティなどインド料理を販売(でも現地ではポピュラー。イギリス領だった関係もあってインド人が多いから)。ウガンダの方はチャパティに、アフリカらしい素朴な豆のシチュー(右写真)がついていた。
タンザニアの野菜サモサを割るとこんな感じ。インドとはちょっと具が違う?右写真はエジプト大使館ブースにて。他のアフリカ大使館とは別の場所で、コシャリやターメイヤ、お菓子類をパッケージ詰めにしてスマートに販売。
インド北部の山岳地帯ラダックのテントックという、ほうとう風の料理。昨年も販売されていた。スパイスがきいていながら、やさしい味わい。右写真はチベットのバター茶を作る道具。
フィリピンのオーガニック・バナナ50円。すでに売切れ...。朝バナナダイエットの影響?(笑)
右写真はボスニア・ヘルツェゴビナのブースにて、お茶のセットの展示。残念ながら販売はしていなかったが、ボスニア料理のレシピを配布していた。
土曜日は好天に恵まれ、なごやかな雰囲気もひとしおでした。例年のように飲食ブースが多かったですが、国際理解の第一歩として、やはり食が重要ということなのでしょうね。

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。
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