ネパール・フェスティバル 2007 リポート
[ ■催しもの ]

ネパール人と日本人の手作り祭
【日比谷公園】9月8日・9日、東京・日比谷公園にて「ネパール・フェスティバル」が日本で初めて開催されました。
汗ばむほどの好天に恵まれた週末。日本における各国フェスティバルの先駆であるタイやインドに比べると、ぐっとこじんまりとしているものの、ネパール料理やネパールのビール、雑貨のブースなどが登場し、ステージでネパールの多彩な民族を紹介するショーが行なわれたりと、手作りイベントらしい素朴で、ホンワカしたムードが魅力のイベントでした。


会場には在日ネパール人の姿が目立った。日比谷公園の噴水をぐるりと囲んで、ネパール・レストランによる料理やビール、雑貨などのブースが登場。カレーにシシカバブ、モモなどのネパール料理が販売されていた。


上写真はカレーをからめて焼いたマトンと、タスというライスフレークのセット。ネワール族の料理だという。


蒸したてのモモと、じゃがいものカレーが添えられた揚げパンのローティ。
残念といえば、ちょっとおとなしすぎたことでしょうか。会場前に目立つイベントの看板のひとつもあったら、日比谷公園の近くにオープンしたばかりの「ペニンシュラホテル」目当ての見物客も呼び寄せられたかも...、なんて思いました。
願わくば、さらにパワーアップして、恒例イベントになってくれたらうれしいです。

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。
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