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2006年06月13日

ラクレット -レシピ|スイス料理

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スイスの代表的なチーズ料理

料理といっていいのかもわからないほど(笑)、とっても簡単なスイス料理。

「アルプスの少女ハイジ」にもラクレットを食べるシーンが出てくるんですって。チーズフォンデュと並ぶ、スイスの代表的なチーズ料理といえそうですね。

ラクレット・レシピ Raclette

【材料】
じゃがいも(あれば、新じゃががよい)、(あれば)ラクレットチーズ、ピクルス、コショウ

【作り方】
1.じゃがいもをやわらかくなるまでゆでる。

2.フライパンやオーブントースター、湯せんなどで切ったチーズを溶かす(本来は、専用のオーブンでチーズを塊のまま、火にかざして溶かす)。

3.2のチーズを1のじゃがいも(皮付きのまま。大きなものは食べやすい大きさに切る)にかけて、好みでコショウをかけ、(あれば)ピクルスを飾ってできあがり。

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ラクレットには"削る"という意味があるそうです。スイスでは、大きな塊のラクレットチーズを半分に切断し、ラクレットオーブンで溶かして、内側からチーズをナイフでこそぎながら、ゆでたじゃがいもにかけて食べます。

私は今回は、同じスイスのグリュイエールチーズで試して、おいしいなと思ったのですが、「ラクレットは、ラクレットチーズで食べなきゃね」とは、日仏学院で知り合ったスイス人のある男性。チーズの国スイスには、日本人が思っている以上に、チーズに思い入れがあるようです。

というわけで、ラクレットの調理は簡単だけれど、チーズにはぜひこだわってみてくださいね。辛口の白ワイン(できればスイス産ワイン!)がよく合います。




profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。

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トラックバック時刻: 2006年07月10日 22:59


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