スリランカ・フェスティバル2005

スリランカの祭典
10月15・16日に代々木公園で開催された、「スリランカ・フェスティバル」に行ってきました。
ここのところ、東京とその周辺では、毎週のように、いろいろな民族や国際交流イベントが行なわれていますね。スリランカ・フェスティバルは、あいにくの雨模様で、また、タイやインドに比べたらまだ知名度が低いためか、大混雑というわけではありませんでしたが、なかなかの盛況ぶりでした。
で、フードコーナーにも行列が...。カレー系や、揚げ物系、ロティなどの粉物系、炒め物系など、食欲をそそる食べ物がいろいろ販売されていました。





スリランカのカレーは、ココナッツミルクや、魚のだしの味が特徴的でしょうか。汁気があって、けっこう辛いですが、グッドな味。南インドと共通する料理もたくさんあるようです。ただし、仏教徒が多い国なので、豚肉はOKとのこと。
出店していたお店は、「コートロッジ」(新宿)、「セイロン・イン」(中目黒)、「アータラピータラ」(六本木。ただし現在はレストランはやっていない模様)、「ディヤダハラ」(練馬と東久留米)、「シギリヤ」(北千住)、「レストラン294」(茨城県水海道)などでした。

また、スリランカ特産の果物"ウッドアップル"のジュース150円が売られていたので、飲んでみました。ちょっと発酵したりんごのような味わい。なかなかハマる味です。
ほかには、紅茶屋さんや、アーユルヴェーダ系のショップが目立っていました。私は、ちょっと珍しいココナッツ・ティー250円を購入してみました。
また、感動したのは、シンハラ語(スリランカのメジャーな言語)と英語と日本語によるインターネットラジオ局。日本で開局したのだそうです。イベント会場でこんな情報を知ると、静かに浸透している国際化を実感します。

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。
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