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2010年10月19日

機内食はなぜまずい?

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音が味覚に及ぼす影響

10月14日付のBBSニュースは、「Background noise affects taste of foods, research shows(周囲の音が味覚に影響を与える研究を発表)」というタイトルで、機内食がまずく感じる理由を紹介しています。

→ご興味あればScienceDirectに掲載されたこの研究論文の原文をどうぞ。
ロケットニュース24には、かいつまんだ日本語訳が掲載されています
 (文中の「旅行会社」=「航空会社」の間違いだと思われます)。
Ceron.jpでは、この記事を読んだ人のコメントが見られます。


音と味覚の因果関係についての研究はこれまでなかったとのこと。飛行機の中はホワイトノイズと呼ばれる周囲の騒音のため料理がまずく感じ、宇宙ではさらに味覚が麻痺するので、NASAの宇宙食は味がとても濃いという話もおもしろいです。

ただ、これはイギリスの研究発表で、個人的な経験では、エコノミークラスに限っても比較的おいしいと思う機内食(たとえばシンガポール航空のようなアジア系航空会社や、エールフランス)と、まずいと思う機内食(たとえばユナイテッド航空のようなアメリカ系航空会社や、英国航空の短距離便)があって、それは、食へのこだわりや味覚に対する国民性で差があるんじゃないの?などと思ったりするのですが...(苦笑)。

と、それはともかく、では、レストランのBGMにもっともふさわしいのはどんな音なのか?それはクラシック音楽だそうです。「海外のとあるレストランで店内のBGMをクラシック音楽に変えたところ、客の平均滞在時間が長くなり売り上げが上がったという例がある」そうで、これは飲食店経営者にとっては聞き捨てならない話ですね!



profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。 雑誌記者、企業のWEBディレクターを経て2000年にサイト世界の料理 総合情報サイトe-food.jpを創設。以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献を目指して活動。

著作:「しらべよう!世界の料理」全7巻(ポプラ社 2017)
「日本の洋食 ~洋食から紐解く日本の歴史と文化」(ミネルヴァ書房 2018)


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