1/31 アラブ料理&アラブを描くコメディー映画のメーキング・フィルム上映会
[ ■e-food.jpのイベント ]

映像とともにアラブの食と文化を
TAP(東京アラウンドザワールド・プロジェクト)のアラブ・中東編の第4回目は、日本人監督によるアラブを舞台にした新作コメディー映画『PINKSUBARU(ピンクスバル)』のメーキング・ドキュメンタリーフィルムを鑑賞しながら、本場のアラブ(パレスチナ)料理を体験する会。→定員に達しましたので募集を締め切りました。
■日時:2010年1月31日(日) 17:30-20:00
■会場:パレスチナ&トルコ料理レストラン「グリーングラス」
上記ページからお店の料理のイメージ写真も見られます。
(京浜東北線・西川口駅・西口下車。徒歩3分)
■会費:お一人様4,000円
■定員:40名
■参加申込み:予約制 →定員に達したため募集を締め切りました。
※アラブらしい雰囲気を味わっていただくために、今回は都心から離れた会場でご不便をかけます。西川口へは、池袋から埼京線・京浜東北線(赤羽乗換え)で25分、東京駅から京浜東北線の直通で30分です。西川口はかつては風俗店が立ち並ぶような町でしたが、現在は地元住民の力でかなり浄化されました。
※当日は西川口駅から会場に移動する際に待ち合わせ場所を設けます。お1人参加等で不安な方はご利用ください。


アラブを描いた映画といえば、日本人にとって古くはピーター・オトゥール主演の『アラビアのロレンス』などを思い出しますが、2009年11月、日本人の監督・スタッフによるアラブ・パレスチナ地方の日常を描いたコメディー映画『PINKSUBARU(ピンクスバル)』がイタリアのトリノ映画祭に正式招待され、チケットが完売するほどの好評を呼びました。そこで、この映画の監督さんらをゲストにお招きし、アラブ料理をいただきながら、メーキング・ドキュメンタリーフィルムを上映する会を企画しました。
パレスチナ出身シェフが作る本格派のアラブ家庭料理に舌鼓を打ち、映像を通して現地の文化にふれてみませんか?ご当地での食事風景の映像や、シェフのイヤッド・マンスールさんと弟さんによる料理解説もお楽しみください。
さらに今回は、e-food.jpより新春のごあいさつとして、アラブ・中東のすてきなグッズが当たる抽選会も。盛りだくさんな内容にご期待を!




【会のおおまかな内容】(予定)
17:30-18:30
開会のあいさつ&
1.アラブ(パレスチナ)家庭料理のディナー(6品以上)
モロヘイヤスープ、ババガヌーシュ(ナスのペースト)、アラブサラダ、トルキシュサラダ、ケバブ、マルフーフ(アラブ風ロールキャベツ)、マクルーバ(ピラフ)、ファラフェルなど。
※アラブの食事風景をバックグラウンドビデオに、本場アラブ料理の数々をお楽しみください。なお、お水をお出ししますが、ビールなどアルコール・ドリンクは別料金(1杯500円均一)で別途ご用意いたします。
18:30-19:15
2.「PINKSUBARU」メーキング・ドキュメンタリーフィルムの上映
80インチ=約2mの特設スクリーンにて。上映時間は45分です。
19:15?19:45
3.フィルムのディレクター比呂啓さん、監督・小川和也さん、プロデューサー田中啓介さん、スチールカメラマンM.S.PARKさんのトーク。
映画のパレスチナ・ロケに参加されたスタッフの皆さんのトークをお届けします。
19:45?20:00
4.アラブ・中東グッズが当たる新春抽選会
1等賞は7つ星ホテルに泊まるドバイ・パッケージツアー...などと豪勢にいきたかったのですが、残念ながらかないませんでした(苦笑)。すみません。代わりといっては何ですが、ローレルオイル入りのシリア製アレッポ石鹸や、いい香りのペルシャのローズウォーター、チュニジア製のかわいい香水瓶、話題のタジン鍋などハイクォリティな中東グッズの景品をハズレなしでご用意しました。どうぞお楽しみに!
&
閉会のあいさつ
※イベントの終了後、出演者・ご参加者を交えた簡単な交流の場を設ける予定です。この会自体に別費用はかかりませんので、もっと話を聞きたいなど時間とご興味のある方は、そのまま会場に残ってお楽しみください。
☆『PINKSUBARU』あらすじ
イスラエルのパレスチナ人街タイベに住む、真面目が取り柄のアラブ男ズベイル。数年前に妻に先立たれ、妻との間にできた二人の子供と妹と平穏に暮らしている。なんの変化もない淡々とした毎日だったが、彼には20年かけた壮大なプランがあった。文句も言わず贅沢もしないでコツコツと貯めた金で、念願の「スバル・レガシー」を新車で購入するのだ。そして今日が夢にまでみた納車の日。人生最良の日々がスタートするはずだったが…。映画はイスラエル・パレスチナ国境のイスラエル側にある車泥棒産業の街として名高いタイベを舞台とし、ニュースで伝わってくる戦争とは関係のないイスラエル・パレスチナの日常を描いている。
※注意:今回上映するのは、映画『PINKSUBARU』そのものではなく、同映画の制作シーンを撮影したメーキング・ドキュメンタリーフィルムです。お間違いなさいませんように。映画本編の方は近日本邦公開予定。なお、今回のアラブ料理をいただきながらフィルムを鑑賞する会は、e-food.jpのオリジナル企画です。
☆ゲスト紹介
比呂啓 (ドキュメンタリーフィルム・ディレクター)
1972年3月14日生まれ。1993年から2003年までニューヨークで、現地のプロダクション会社で、編集を中心に制作に携わる。2003年に帰国後はテレビ番組のディレクターとして活躍。e-food.jpのメールマガジン「世界料理通信」に連載エッセイを執筆。
小川和也(『PINKSUBARU』監督)
1999年から2004年までニューヨークで映像系の大学で学んだあと、自主映画などを作り続ける。 日本に帰国後、ドキュメンタリーを撮りにイタリアの日本人が経営するワイナリーへ。イタリアで、イスラエル=パレスチナ人のアクラム・テラウィと出会い、今回の作品を作ることになった。
※上記の映像写真・ポスターのコピーライト
COMPACT S.R.L/ REVOLUTION INC.

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。
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