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2009年09月11日

レストランでオーダーしない方がよいメニューの見分け方

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ニューヨークタイムズ紙が指南

私もときどき失敗します。「しまったぁ、やめておけばよかった」と後悔するレストランでの料理選び。ニューヨークタイムズ紙のレストラン批評家フランク・ブルーニによると、ニューヨークのおしゃれなレストランで頼まない方がよいメニューは、以下の3点だそうです。


1.どこのレストランでもありそうなオーソドックスな前菜
ほとんどはお客への義務感で提供しているだけ。シェフの思い入れはあまりない。

2.やたらと見た目がいい料理
派手な見た目はたいていシェフの虚栄心を満足させるだけのもの。高い割にたいしたことはない。

3.「トリュフオイル入り」という料理
トリュフオイルは、少量でトリュフの香りを強く出せるため、安い食材でも高級感を醸し出せる。

New York Timesの記事「Good Tips at the End of His Meals」、およびMSNデジタルライフの訳文より。


う?ん、日本のレストランにも当てはまるような...。特に3などは、知らずに不当に高い料金を支払わないためにも、気をつけなければと思ってしまいます。

で、逆によい料理にありつくには、素直に今日のおすすめを聞くのがよいのかもしれませんね。

あとは、ちょっと突っ込んで、シェフの出身地や修行地にあたりをつけて、シェフが得意だったり、思い入れがありそうな料理を把握しておくとか。もちろんいずれも良心的なレストランで、という前提ですが。


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。

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