「マイレバノン」が閉店
[ ■ニュース・お知らせ ]

ゴーン夫人のレストラン幕を閉じる
日本では数少ないレバノン料理レストランとして2004年にオープンした、カルロス・ゴーン夫人リタさんがオーナーを務める「マイレバノン」が、残念ながら今年12月いっぱいで閉店するそうです。
今、発売されている「週刊文春」新春号に、詳しい記事が出ています。それによると、不況下の中、最近はお客が減り、またゴーン夫人自身も現在はフランスで暮らしていて、六本木店(昨年閉店)、元麻布店に続き、代官山の本店もついにクローズになったとのこと。
オープンしたての頃にうかがったときは、高価なモザイク画をあしらっていたり、洗練されたサービスで、日本離れした隠れ家的なよいお店だなぁと思った記憶があります。ゴーン夫人が日本を去って、雇われマネージャーでは行き届かなくなったのでしょうか(もっとも、料理の量が少ないのに値段が高い、といった批判的なユーザーレビューは、以前からネット上でよく見かけていたのですが)。
一時は、本場のレバノン料理の魅力を伝えるレストランとして期待していただけに残念です。

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。
※この記事・写真等はe-food.jpが著作権を所有しています。無許可での転用・転載はご遠慮ください。商用利用の記事、写真等は販売しております。→「利用規約」
Tweet |
この記事のURL: