ボルボル Bolbol|イラン料理(ペルシャ料理)|高円寺
[ イラン料理 ]

気軽に本格派ペルシャ料理を
【高円寺】JR高円寺駅北口、飲食店が立ち並ぶ中通商店街にある、テヘラン出身のイラン人オーナーシェフ、ボルボルさんによるイラン料理(ペルシャ料理)レストラン。
上写真は、羊肉、ビーンズ、じゃがいものトマトソースを煮込んだ、イランの定番料理、ゲイメ。ランチタイムには、こちらにイラン風ナンかライスのついたセットが800円でいただけます。
こちらのメニューは、六本木のイラン料理店「アラジン」と同じく、伝統的なペルシャ料理ですが、「アラジン」よりももっと家庭的な料理という感じがします。価格も、学生さんの多い高円寺価格で、お手ごろ。また、同じイランでも、日暮里にあるトルコ系のイラン料理店「ざくろ」とは、品揃えや味わいがちょっと違っていて、食べ比べてみると面白いかもしれません。


ペルシャのシチュー風煮込み料理2品。見かけは似ているが、味に違いが。いずれもまったく辛くなく、イランのスパイスと、野菜や羊肉のコクが生きた、クセのないおだやかな味わい。とてもおいしい。


イラン風の薄焼きナンと、サフランライスをちりばめたイランのバターライス。


食前のスープと、店内で販売されているイランの食材やグッズ。


オーナーシェフのボルボルさん。イランの民族衣装をステキに着こなした、温厚な紳士。かわいらしい日本人の奥様とともに、居心地のいいアットホームな雰囲気をつくりあげている。右写真は、お店の入り口。こちらでは、イラン料理とともにイタリア料理のメニューも提供しているのだが、イランとイタリアの国旗の配色が同じだから、というのはきっと偶然だろう(笑)。
-----------------------------------------------------------------------
お店では毎週金曜と土曜の夜にベリーダンスショー(チャージ無料)が行なわれ、時には、生バンドとのコラボレーションも。さらに、カリユン(水タバコ)のサービスもあって、エキゾチックなペルシャの雰囲気にたっぷりひたれるはずです。週末の夜は混み合うことが多いようですので、予約をおすすめします。
参照
→イラン(ペルシャ)料理について
→イランへの扉

余談
「ボルボル」の近隣に、「ルバイヤート」という古い喫茶店(左写真)を見つけました。ルバイヤートとは、11世紀ペルシャの詩人オマル・ハイヤーム作の四行詩です。店先にもペルシャ語文字を見かけたのですが、たまたまでしょうか。ちょっと気になっています。
-----------------------------------------------------------------
ボルボル Bolbol
杉並区高円寺北3-2-15 2F
3-2-15 Kouenji-Kita、Suginami-ku
Tel. 03-3223-3277
http://bolbol.jp/
■営業時間 Open: 12:00-17:00、17:00-翌1:00
■定休日 Close: 水
-----------------------------------------------------------------

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。
※この記事・写真等はe-food.jpが著作権を所有しています。無許可での転用・転載はご遠慮ください。商用利用の記事、写真等は販売しております。→「利用規約」
Tweet |
この記事のURL: