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2006年05月18日

ワインオーストラリア・テイスティングス 2006

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オーストラリア・ワインの試飲会

先日、白金のラディソン都ホテル東京で開催された「ワインオーストラリア・テイスティングス 2006」に出かけてきました。

オーストラリア政府観光局や、オーストラリア貿易促進庁、カンタス航空などが協賛する毎年恒例のこの催しは、オーストラリアワインの歴史や多様性などをうたい、ファンを増やすための、一種のプロモーション。入場料2000円で、多数のインポーターが用意した、軽く100種以上はある数々のワインをテイスティングでき、さらにブッフェの食事もいただける、なかなか太っ腹なイベントです。

オーストラリアを代表するぶどう品種といえば、赤では、スパイシーなテイストが含まれるといわれるシラー(シラーズ)。ワイン造りに適した温暖な気候を求めて、オーストラリア南部には、ヨーロッパ資本による多数のワイナリーが参入し、現在、さまざまなぶどう品種によるワインが造られています。でも、およそ20種のワインを飲み比べた限りでは、「やっぱり、シラーが一番いいね」。これが、同行したワイン好きの友人と一致した意見でした。

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各インポーターのブースには、テイスティング用のワインがズラリ。中には1本1万円を越すワインも。でも、値段じゃないんだなぁと思うこともしばしば。左写真は、コストパフォーマンスがいいと見た、2000円台のおいしいシラー(先の1万円のワインと比べても遜色なかった)。自分で購入するときは、こんなワインを選びたいもの。

会場では、ブッフェのほか、ローストビーフや、オーストラリア産チーズの試食も(右写真)。う?ん、至福のひととき♪

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オーストラリアをはじめ、新大陸のワインって、けっこう好きです。ワインそのものが好きな方は、おそらくフランスなどヨーロッパを目指すのでしょうが、私の場合、ワインを食事に合わせるのが最優先なので、まずはコストパフォーマンスで選んでしまうんです。

それに、いろいろな国のワインっておもしろいですし、ね。ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、南アフリカ...。国名を聞いただけでワクワクしちゃう。

また、モロッコなど北アフリカのワインなどには、ワインそのものを飲むとマズいのに(笑)、その国の料理と一緒にいただくと、なぜかおいしくなってしまうものも。そんな不思議なマジックがあったりするのが、ワインの奥深い魅力だなぁ、なんて思っています。



profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。

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トラックバック時刻: 2007年07月25日 22:39


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