2005年06月29日

東京クーポン

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ご注意
「東京クーポン」Vol.1は、2005年10月31日で有効期限が切れています。以下の記事は、Vol.1を対象にしたものですのでご了承ください。

詳しくは、東京クーポンのサイト http://www.tokyocoupons.com/をご覧ください。

以下の記事は次号発売後に改訂しますので、お待ちくださいね。

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「東京レストランサーチ」をリニューアル中ですが、東京の各国料理レストランを紹介する方向性が似ていることで、「東京クーポン」TokyoCouponと協力し合うことになりました。→詳細

このクーポン冊子は、東京の35ヶ国、約80店舗のレストランの会計が、最大50%オフになるのが特長。そこで、まずは試しに、実際にこのクーポンをレストランで使ってみました。

1人分の会計が無料に

出かけたのは、六本木のブラジル料理店「アカラジェ・トロピカーナ」。六本木ヒルズにほど近く、ボサノヴァのライブやダンス・スペースもある、おしゃれなレストランです。

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人数は2人で、オーダーしたのは、ブラジル・ビール900円、カクテルのカイピリーニャ1200円、ブラジルの赤ワイン800円(グラス)、キベ4個600円、フェジョアーダ(ライスなし)1200円、エビとキャッサバ芋のココナッツソース煮(ライス、サラダ付き)1800円。

お店のリポートは別ページをご覧いただくとして、これらの税込み合計金額が6615円。それが会計時に、ちゃんと半額の3413円になりました。これだけ飲食して、1人分の会計が無料(1人当たり約1700円)ですから、確かにお得です。

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「アカラジェ・トロピカーナ」では、予約時にクーポン使用を告げ、テーブル着席時に冊子をレジに預けて、スタンプを押してもらうシステムでした。このあたりは、店によってそれぞれ少しずつルールが違うようです(「東京クーポン」の各ページに方法が記されています)。

スタンプを押してもらうのは、クーポンの使用が1冊につき、1店1回のみと限られているから。冊子は1部3150円(税込み。期限は今年10月まで)ですが、元はけっこうすぐ取れてしまうと思います(今回の「アカラジェ・トロピカーナ」は、1度でだいたいペイできました)。

「東京クーポン」が使える店には、他にも、その国の人が集まるような本格派レストランや、話題のお店が少なくありません。

→「東京クーポン」に掲載されている中で、私のおすすめレストランは、こちらをご覧ください。

「東京クーポン」の上手な活用法

レストランの会計が最大50%割引になると聞いて、最初はちょっと信じられなかったのですが、これは、レストランが高額な宣伝料を他媒体に支払う代わりに、お客さんに還元するシステムだからとのこと。

味に自信のあるレストランなら、まずは試しに、お客さんに食べにきてもらいたいと考えるでしょうし(反対に、クーポンを購入してまで、というのは、食べ歩きに長けた上質のお客さんともいえます)。

他では一切クーポンを発行していない店を含め、これだけ質の高いレストランが集められたのは、ヨーロッパ系を中心にした、経営者の在日外国人社会でのコネクションや、信頼関係があったからかもしれませんね。

で、クーポンの使い方でちょっと注意したいのは、何人で行っても、1人ずつ半額になるわけではないこと。2人で使えば会計が半額になりますが、2人以上の大勢で使用する場合は、1名分が無料になると考えた方がわかりやすいでしょうか(幹事さん、これは使えますよ!)。

パーティーの主賓や幹事さんをご招待にできるのも魅力的ですが、「東京クーポン」の他の上手な活用法として、私はデートで使うことをおすすめします。雰囲気のいい店が多い上、何といってもデート代を安くできるし(笑)、クーポンを片手に、レストランを巡りながら二人で世界一周なんて、ちょっとステキなプランだと思いませんか?

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 →「東京クーポン」は、こちらで購入できます。

 →幹事さんには、日程や人数を自動集計できて、お役目がラクになるツール
  e-幹事(無料提供。by おうさるさん)が便利でおすすめです!
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profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。

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