2010年04月15日

日本経済新聞

日本経済新聞 夕刊にて、e-food.jpおよび国旗弁当を紹介いただきました。

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詳しくは
W杯に先駆け「南ア」巡り 観光・食の情報 サイトにぎわす(ネットナビ)

記事は6月の南アフリカで開催されるサッカー・ワールドカップに先駆けて、南アの観光・食の情報サイトがネットをにぎわしている、という内容です。

六本木の南アフリカ料理ダイニングバー「ゴールデンライオン」さんも一緒に紹介されていますね。

e-food.jpでは2002年から4年ごとのサッカーW杯の年に、全出場国にちなんだ料理イベントを行っていて(もちろん今年もリアル・イベントを5月22日に行います!)、新聞等で紹介していただいてきたのですが、こんな早い時期に取材を受けたのは初めてです。さすが日経新聞さん、経済動向と一緒で先読みがお早い?(笑)。

さて、国旗弁当の方は、いろいろとアイデアを考えながら、時間がたつのを忘れるほど、楽しみながら制作させていただいています。料理で表現するのが難しそうな国旗でも、余計ファイトがわいてくるくらいです(笑)。

というのも私事、自称・筋金入りの歴女ならぬ「地理女」。世界の料理の魅力を広めたいと、こんな食の情報サイトを半分趣味で10年も運営しているくらいですから...。

少々自分語りをしてしまいますと、子供のころに各国の切手を集めていたのがきっかけで世界の国々に興味を持ちはじめ(初めて世界の切手を手に入れたのは駄菓子屋の10円くじだったと思う)、世界地図を穴の開くほどながめていても飽きずに、行ってみたいなぁと思った国は数知れず(南アフリカもそのうちのひとつでした。南アの切手って独特な図柄と色使いがステキなのです!)。そして、何の役にも立たないのに全独立国の首都名を覚えては達成感にひたっておりました。

ですので、国旗にもとても愛着を持っていて、ひとつひとつの国に思いをはせながら、なるべくその国らしさが表れた料理のお弁当を作りたいと思っています。精密な「キャラ弁」などで日本が世界に誇れる弁当=bentoは、不況下に安上がりでヘルシーな持参ランチとして、今や美食の国フランスをはじめ、アメリカなど欧米でも注目を集めているのです。

キャラ弁に限らず、もっと素朴なウィンナーのタコさんやりんごのうさぎさんといった、日本人にとってはありふれたお弁当の小技でも、外国の方は目を見張るといいます。日本人は手先が器用で、モノづくりに長けた民族だという証でしょうか。

そして日本は、その名も「日の丸弁当」という、国旗弁当のご本家でもあります(笑)。というわけで、世界の国旗弁当の方はまだまだ続きますが、これからもよろしくお願いいたします!


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。

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トラックバック時刻: 2010年04月24日 08:12


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