駐日ウルグアイ共和国大使館(東京都港区)を訪問し、ヴィクトリア・フランコリーノ新大使閣下にウルグアイの食文化についてインタビューをさせていただきました。
南米のスイスともいわれるウルグアイは、大草原パンパが育んだ人口約347万人の4倍いる牛の数、第1回FIFAワールドカップが開催され、初優勝を飾った国(それゆえ少ない人口にも関わらず、南米の強豪国を押しのけてW杯の常連)、そしてスペインやイタリアなどからの移民が多い知られざる美食の国でもあります。
牛肉や乳製品の品質やトレーサビリティへのこだわりもしっかりしており、サッカー場2倍に牛1頭というゆったりした牧草地で育てられた赤身の牛は、近年日本にも輸出されはじめ、おいしさが知られるようになりました。
ウルグアイ人の牛肉への愛着はひとしおのようで、お話をうかがって、サッカーの強豪たるパワーの源が少しわかった気がしました。