今年FOODEX JAPANに初出展したブルネイの食文化を教えていただくために、ブルネイ大使館(東京都港区)をお訪ねしました。
「みんな、家族みたいです」というのがブルネイの魅力を表わすキャッチフレーズだそうで、何にもないという人もいるけれど、私が訪れた際もブルネイの人々の優しさ、大らかさがとても印象よかったことを覚えています。治安がよくて余裕があるからこそだろうと思います。食で国のPR協力なら喜んでさせていただきたいと思っています。
後日、開催したブルネイ料理の食事会には、シャブディン・ハジ・ムサ大使閣下夫妻と大使館職員の方々がわざわざ弊社においでくださり、すてきなお礼状までいただきました。温かく寛容に受け止め、率直で貴重なアドバイスをくださった大使閣下また職員の皆さまには心よりお礼を申し上げます。
西洋や中華、インド等の調理法の範疇に入らないブルネイもといボルネオ島の伝統料理は、日本人にとっては食材の入手・扱いがなかなか大変で、ちゃんとおいしく作るのも難儀。さらにイスラム教徒の方々にはハラール食材が絡んできます。しかしそれでも達成感を求めて、登頂の難しい高い山ほど登りたくなるものです。これから磨きをかけていければと思っています。