ワインショップ「モンドデリシャス」経営者シュミット孝子さん主催によるセミナー「南欧ワイン4ヶ国の旅」第2回で、シェフとして、ワインに合うセルビア、モンテネグロ、北マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ料理を作らせていただきました。
セルビア人スタッフのサニャ・トリプコヴィッチさんに「故郷の味」といっていただけたのが、私にとって最高のほめ言葉。お客様にもご好評いただき、その土地のワインx料理のマリアージュを贅沢に楽しんでいただきました。
アドリア海の恵みである手長エビ(スカンピ)とムール貝の「ブザラ」、タコとじゃがいものサラダ「Salata od Hobotnice」(以上モンテネグロ)、白チーズを乗せた「ショプスカ・サラダ」(3ヵ国にまたがる料理)、本邦初の?ボスニア式とレスコバツ式の2種の「チェバブチチ」食べ比べ、北マケドニアの白豆のオーブン焼き「タフチェ・グラフチェ」、そしてデザートは旧ユーゴで食べられていた「レンニャ・ピタ(なまけもののパイ)」&セルビア産ベリー。
7種のワイン試飲&シュミットさんの講義とともに、参加者の皆さまに盛り上がっていただけてよかったです。改めて、バルカン半島は美食の宝庫であり、その国のワインに合ったその国の郷土料理を振舞える喜びを実感しました。