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メキシコ国旗 メキシコ料理がすき!

メキシコ料理と私

私は、アメリカと国境を接したメキシコの町ティファナで初めて本場のタコスを食べて以来、メキシコ料理の大ファンになりました。

メキシコの屋台のタコスは、お客が注文するとグリルされた肉塊(トルコなどにあるドネルケバブの屋台のような感じです)をそいで、トルティーヤ(タコスの皮)の上にのせ、野菜などの具と一緒にあつあつを出してくれます。

これにサルサやコリアンダーやライムなど、カウンターにずらりと並んだトッピングをお好みでかけていくわけです。新鮮な食材とほどよい辛さ、それにとうもろこしの粉で作られたトルティーヤの素朴な味わいが何ともいえないおいしさでした。アメリカにもタコスはありますが、本場はひと味もふた味も違うのでした。

メキシコ料理といえばタコス、そして辛いと連鎖的に思ってしまいますが、辛いだけがメキシコ料理ではないこともだんだんわかってきました。

マヤ、アステカの時代にも及ぶ歴史と、日本の約5倍の国土面積を持つメキシコは、料理も食材も奥深くバラエティ豊かです。チョコレートを使った料理などはちょっとした衝撃でした。 それに、とうもろこしもとうがらしもトマトもたまねぎもすべてメキシコが原産地なのです。今日のイタリア料理も、スペイン人がヨーロッパに持ち帰らなかったら、きっとまったく違うものになっていたことでしょう。

それでは、すばらしいメキシコ料理の世界をお楽しみください

profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。


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