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タイ国旗 タイ料理レシピ

バンコク&チェンマイ タイ料理教室リポート
タイで通ったタイ料理教室のフォト・リポート。(3/31/00-4/4/2000)
※情報が古くなっている場合があります。

【バンコク編】






バンコクのランドマーク・ホテルの料理教室。先生はホテル内のレストランの厨房にも立っているRatさん。彼女の作る料理はとてもおいしい。違うメニューで、日曜以外 毎日2回開催。 料理で使用した、種類豊富なタイのハーブ。バジルだけで3種類あるそうだ。バイマックル(カフィアライムリーフ)やレモングラスも香りづけには欠かせない。 調味料の解説も。タイのソーヤソース(シンユー=醤油)にもいろいろな種類がある。ラベルの番号で濃さなどが分類されているそうだ。 薄口はスープに、濃口は炒め物に使うという。 終了後には、レッスン中に使用したエプロンと、スパイス数種をおみやげにくれる。エプロンには、「I 've been Learning Thai Cooking at the Landmark」と、でかでかと書いてあって、なかなか恥ずかしい(笑)。

【チェンマイ編】


チェンマイには、授業料の安い、外国人旅行者向けのタイ料理教室が立ち並ぶ。
飛び込みでも、教室に空きがあれば参加可能という気安さが、タイのいいところ。

「The Wok」(「なべ」の意味)という名のレストランの一角で、料理教室は行われる。テントを張った野外というのが、いかにも南国的だ。会場には当日の朝、直接集合する。
テントの中の教室。ガイドブックLonely Planetのタイ編に掲載されていて、参加者は欧米人ばかり。一種の観光コースとなっている。 参加者各自に、コンロや調理器具が用意されている。

タイ人の先生は、まるでツアーのガイドのように、冗談を交えながら、料理をレクチャーしていく。 講義は英語だが、料理に国境はない。英語が得意でなくても、勇気を出して、ゴー!

参加者とはテーブルを囲んで、すぐに友達になれる雰囲気。長期滞在して、じっくりとタイ料理を勉強して いる人も少なくないようだった。クラスでは、ベジタリアンの人々への配慮も。
野外のテーブルで、作った料理の試食会。この瞬間が、料理教室の一番の楽しみかもしれない。それに、野外で食べる料理は、いっそうおいしく感じられる。
チェンマイの市場。料理教室の始まる前に見学ツアーがあり、市場で売っている食材を説明してくれる。ココナツの搾取方法なども興味深かった。
野菜についても、ひとつひとつ、丁寧に解説してくれる。香草やしょうがは何種類も品種があったりと、タイ料理の絶妙なおいしさの秘密がわかったような気がした。
タイカレー用ペーストも、レッドやイエローやグリーンだけではない。市場では多種多彩なカレーペーストを量り売りで売られている。日本の味噌売り場を思い出した。

タイ料理に欠かせないとうがらし(プリッキーヌ)の売り場。これもまた、いろいろな種類がある。

タイでも主食はお米。香りのよしあし、米の形態によって値段が違う。

レッスンに参加すると、タイ料理のカラー版レシピ・ブックがもらえる。これで日本に帰ってもばっちりタイ料理が作れる?
 

profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、郷土料理研究家、コラムニスト。主な著書:『見て、読んで楽しむ 世界の料理365日』(自由国民社 2024)、図鑑NEOまどあけずかん『せかいのりょうり』監修(小学館 2021)、(誠文堂新光社 2020)、『しらべよう!世界の料理』全7巻(図書館選定図書・ポプラ社 2017)。


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