海外の料理の調味料などを数多く発売されている大手食品メーカーS社様の社内向け食文化セミナーで、2回にわたりレシピ制作とともに講師をさせていただきました。
テーマは第1回<中東料理>、第2回<アフリカ・中南米料理>について。
第1回はトルコやレバノンやエジプト料理は日本にレストランがあるので、帰国したばかりのサウジアラビアを含むアラビア半島ペルシャ湾岸地域に絞り、資料を使った講義とともに日本ではめったに食べられない現地の郷土料理のレシピを制作し、実際に召し上がっていただきました。
第2回は、特別に入手した西アフリカの伝統的な発酵調味料ダワダワ(ネテトゥ等とも)、ジャマイカ特有の果物アキーなどの食材の現物を見ていただきながら、それらを使った郷土料理を体験していただきました。
日本を代表する老舗スパイス&ハーブ会社のプロ中のプロの方々に講義をするなど釈迦に説法ではないかとドキドキしましたが、興味深く大変ためになったとおっしゃっていただけて、ひと安心。新しい商品やレシピ開発に役立てていただければ幸いです。