メルボルンのエスニックタウンについて
海の幸、陸の幸が集まる巨大な生鮮市場クィーン・ビクトリア・マーケット、そして近郊に、フランスのかのモエ・エ・シャンドンも支社を展開するワインの産地ヤラ・ヴァレーを擁するオーストラリアの食の街、メルボルン。公園が多く治安もよいメルボルンは、世界一住みやすい街のひとつともいわれ、それゆえか、母国の政情不安による避難民を含む各国からの移民の多いところです。
シドニーと同様、メルボルンには、食の街らしく、各国の料理を提供するレストラン・食材店が集まるエスニックタウンがたくさんあります。中心地(シティ)にある中華街やギリシャ人街をはじめ、市内を網羅しているトラムを利用すれば、平和でエキゾチックな移民街に、それぞれ所要約30分~1時間程度でたやすく行くことが可能。平屋建てやせいぜい2階建ての低階層の建物が延々と続くオーストラリアらしい街の風景をながめながら、ちょっとノスタルジックなトラムの小旅行を楽しんでみてください。